「ソムリエ世界一の秘密 田崎真也物語」 100年近いヴィンテージワインを「死んだかぶと虫の匂いがする」と言い放つ感性
「ソムリエ世界一の秘密―田崎真也物語」 重金 敦之(著) 朝日新聞社 1995年発行
NHK hi-vision特集で「ワインをめぐる10の香りの物語 ~世界ソムリエ・コンクール2010チリから~」という番組が放送された
放送は15日だったが、録画しておいて見たのは今日、でこの本を思い出した
田崎真也は1995年の世界ソムリエコンクールで優勝した
それがどれぐらいすごいことか・・は今ひとつピンとこなかった
しかし、この本を読んで、その賞のすごさについてはいまだに留保があるものの
田崎真也と言う人のすごさには素直に感心するしかない
破天荒ともいえる人生をおくりながら
絶妙なバランス感覚で自分の進むべき道とやり遂げるべき目標に向かって
ものすごいエネルギー、情熱を持って進む
成功者というよりも求道者であり
ワインに関して我々凡人に対してエバンジェリストでもあるように思う
田崎真也が世界ソムリエコンクール東京大会で優勝したその頃
一時期ワインを良く飲み、特にチリワインを見つければ買っていた
ブームに弱い性格で、ワインブーム、特にチリワインブームに踊らされていたのだろう
ま、ボルドーの1級ワインなど買えるはずもなく(いまだに飲んだことがない)
ヴィンテージからはずれたコス・デス・トゥルネルとかピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランドが精一杯
比較対象のために無理して飲んでみたけれど、これがほんとに美味しいワインなのだろうか・・
ワイン雑誌もいくつか読んでみたが、そこで初めて田崎真也のことを知った
「美味しいと思った好きなワインを飲みましょう」
当たり前のことを言う奴だなあと思ったがそれは正論
推薦の安いが美味しいワインをいくつか買って飲んでみればとても美味しい
コストパフォーマンスであり、そこではチリワインもたくさん紹介されていた
フィロキセラに唯一汚染されていない土地
テレビにも良く登場するようになる
世界一になったのだからお声もかかるのだろう
ちょっと調子の良いおやじだなと思うが嫌みはないし話はとても説得力がある
どういう人物なのだろうかとこの本を見つけて読んでみた
そして、このひたむきさ故に彼は優勝できたのだと
単純な話にも深みがある様に思える理由もわかった気がした
こういう話の例にもれず「内助の功」の素晴らしさもある
しかし、一本のワインからどれだけのイメージを思い浮かべることがえきるのか
それを可能にするワインが優れたワインであり
ワインからインスパイアされる人生の深みが同時にワインの味わいを深めるのだと
そういうことを教えてくれる本であった
ワイン畑を歩いてみたいと思わせることでしょう
※ワイン畑って?!ボトルが木に生っている???ブドウ畑ですね
「ソムリエ世界一の秘密―田崎真也物語」 重金 敦之(著) 朝日新聞社 1995年発行
NHK hi-vision特集で「ワインをめぐる10の香りの物語 ~世界ソムリエ・コンクール2010チリから~」という番組が放送された
放送は15日だったが、録画しておいて見たのは今日、でこの本を思い出した
田崎真也は1995年の世界ソムリエコンクールで優勝した
それがどれぐらいすごいことか・・は今ひとつピンとこなかった
しかし、この本を読んで、その賞のすごさについてはいまだに留保があるものの
田崎真也と言う人のすごさには素直に感心するしかない
破天荒ともいえる人生をおくりながら
絶妙なバランス感覚で自分の進むべき道とやり遂げるべき目標に向かって
ものすごいエネルギー、情熱を持って進む
成功者というよりも求道者であり
ワインに関して我々凡人に対してエバンジェリストでもあるように思う
田崎真也が世界ソムリエコンクール東京大会で優勝したその頃
一時期ワインを良く飲み、特にチリワインを見つければ買っていた
ブームに弱い性格で、ワインブーム、特にチリワインブームに踊らされていたのだろう
ま、ボルドーの1級ワインなど買えるはずもなく(いまだに飲んだことがない)
ヴィンテージからはずれたコス・デス・トゥルネルとかピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランドが精一杯
比較対象のために無理して飲んでみたけれど、これがほんとに美味しいワインなのだろうか・・
ワイン雑誌もいくつか読んでみたが、そこで初めて田崎真也のことを知った
「美味しいと思った好きなワインを飲みましょう」
当たり前のことを言う奴だなあと思ったがそれは正論
推薦の安いが美味しいワインをいくつか買って飲んでみればとても美味しい
コストパフォーマンスであり、そこではチリワインもたくさん紹介されていた
フィロキセラに唯一汚染されていない土地
テレビにも良く登場するようになる
世界一になったのだからお声もかかるのだろう
ちょっと調子の良いおやじだなと思うが嫌みはないし話はとても説得力がある
どういう人物なのだろうかとこの本を見つけて読んでみた
そして、このひたむきさ故に彼は優勝できたのだと
単純な話にも深みがある様に思える理由もわかった気がした
こういう話の例にもれず「内助の功」の素晴らしさもある
しかし、一本のワインからどれだけのイメージを思い浮かべることがえきるのか
それを可能にするワインが優れたワインであり
ワインからインスパイアされる人生の深みが同時にワインの味わいを深めるのだと
そういうことを教えてくれる本であった
ワイン畑を歩いてみたいと思わせることでしょう
※ワイン畑って?!ボトルが木に生っている???ブドウ畑ですね
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