アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

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暦を作った男の話

2010-11-18 22:00:00 | 小説
「天地明察」は間違いなく面白い


「天地明察」冲方丁著 角川文庫 2009年発行

本屋大賞となった「天地明察」
SF大賞を受賞した「マルドゥック・スクランブル」の作者冲方丁の本で
面白そうだと思って読んでみた
本屋大賞を取っているのだからある意味保証付と言えなくはない
期待は裏切られず一気に読んだ

徳川時代、世界でももっとも栄えかつ最大の都市であった
「江戸」を読み解くとても面白い「歴史小説」として
確かにこれは「大賞」だなと納得した
そして暦を改めるため「和算」の術を尽くす
スリリングな「数学小説」(そういうジャンルの小説があるやに思います)である

すでに読まれた方が多く
いまさらそう言うのは憚られる気もしますが
それでも、ぜひお読みくださいと薦めたくなる本でした


「和算」侮るべからず

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