Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

地獄?の入院生活 その4

2009-10-20 05:00:34 | 出産のこと
「その?」まで果てしなく続く入院生活の模様

もう飽きた??? でも遠慮なく行きます


帝王切開が終わって12時間後の夕食に

Jello2個(甘いゼリー。演歌歌手じゃないよ)、小さい缶のスプライト

パックのアップルジュース2,3個、クラッカーがやってきました


喉が渇いて仕方がなかったワタシ、大喜び

部屋においてあった氷に入れて、ガリガリ


でもさ、「もう飲んでいいのか、、、?」とちょっと不安に

なったワタシですが。

ま、いっか。アメリカの治療は早送りやし」などど勝手に解釈

手術後、ワタシの下には「尿道カテーテル」がついています

実はワタシこれが「大好き」

何でって?


モチロン、自分でトイレに行かなくても良いから
飲み放題じゃぁ~


夜になって、明日は学校のシオラーノ

付き添いがいないので新生児室に「小僧」を預け、

若造とシオラーノは家に帰ります
帰るとき、寂しくてちょっと泣いた彼女


ワタシもアメリカに来て、そろそろ7年

たった一人の夜を過ごすのは初めてでした

ちょっと寂しくて、携帯に入っているシオラーノの写真を

じっくり見たり、「今頃どうしたかな?」などど物思いに更け


ちょっとウツラウツラした頃に、やってきました


ブートキャンプ開幕


看護婦さん「今からカテーテル取るから、トイレ行ってね」

ト、トイレ? 自分で? 立って?


看護婦さん「急に立ち上がらないで、倒れるから。トイレ入るまで見てるし」


12時間前にお腹切ってますんで、、、
急に立ち上がれませんし、、、倒れるようなことさせないでください


45度まではベッドが起こしてくれものの、その後手すりにつかまり

上体を起こし、ベッドに座るまでのなが~いこと
看護婦、一切手伝いなし


ワタシの心の叫び

ぬおおおおおーーーーー!
お、鬼ーーーー!

20針以上も切ったお腹で、起き上がるのも歩くのも

トイレで拭く作業なんて、、、ひねりが入るから。。。。

しかも、点滴でチューブ状態。。。


その後、看護婦が言った一言
この後、廊下を20分歩いてね


何ですとーーー?
い、今、夜中の2時ですけどっ


引き馬のごとく、真夜中にしかもたった一人で

廊下を歩く、術後14時間のワタシ


引き馬でも「引いてくれる人」がおるっちゅうの!