Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

引越し業者がやってきた その2

2010-03-10 11:19:54 | ぼやき生活
1月8日の朝9時前に、前日の梱包のお兄ちゃん・お姉ちゃん・

黒人の男性2人も新たに登場し、荷物の運び出しが始まりました



どんどんどんどん・・・トラックに積まれて行く荷物たち



荷物の片隅で、ひっそりと待つ 小僧・・・ベッドの上は「持っていくもの」




ソファも出され・・・



最後は・・・







6ヶ月更新の契約途中での引越し

違約金やら修繕代やらは後から請求されてきます

アメリカ人ならこのまま、放っておくところですが

そこは几帳面な日本人 ワタシのことよ、一応




出発の朝




出来る限り掃除してみました


思えば2年と3ヶ月前、期待不安で胸一杯で来たこのアパート

予想以上に「辛い」生活だったけど

あきらめていた2人目も出来て、大切な友人にも出会えた


人間(人種)のえげつない部分をたくさん見て

自分も「差別者」になってしまうと思った


3月から11月まではほとんど夏、日焼けのシミが一杯出来た

モールやお店はいくらでもあるのに、外で嫌な思いをするから

ほとんど出かけなかった

たくさんたくさん泣いた


大っ嫌いな国境、天候、地元民

ワタシ、やっとあなた方から開放されます


さよなら道端のサボテン


さよなら国境越えの2重ナンバーのバス



本当に「へど」が出るほど、嫌いだったのに

最後に思い浮かんだ言葉はなぜか


感謝


嫌な気持ちの中で、極たまに出会った「親切」に

同じ思いで頑張っている友人に


もう2度と戻ってこない(来たくない)国境 多分・・・


たくさんの涙と辛い経験をありがとう

この年になってたくさん勉強させられた 人種・差別・文化

これからもこの街はずっと変わらない、変われない

複雑な気持ちは整理しきれないけど。。。




あばよ!国境北に来たら覚えてろ・・・