Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

地獄?の入院生活 その6

2009-10-23 09:47:16 | 出産のこと
手術初日と2日目早朝から「地獄」を見たワタシ


おまけに2日目の朝、「大」をもよおして

トイレに行くも、、、出ない

って言うか「出せない」(いきめない)のです

お腹を切った人にだけわかる、筋肉の構造?


この動きにはココの筋肉使うのね

って、身をもって実感します


普段「ベンピ」などしたことがないワタシ

座っていれば出るのかと、ずーっとトイレに座っていたら


出ました


が、、、、かなりショック

もう体がボロボロのワタシ


そんなワタシの苦労を、なーーんも察してない若造

病院にまでPCを持ってきてノコノコ現れましたわ
相変わらずワタシのスイッチを押すのが上手

いつか「キャン」イワシたる、、、



今日は病院食を紹介します


撮るのを忘れたと思っていた朝食(3日目朝)



昼食(2日目)

これはまあまあの味(でも完食はムリ)

付け合せのYam(さつま芋)の甘いこと

妊娠糖尿だったワタシ、、、

こんな甘いもの(高㌍)ばっかり良いのか?


って思って、知り合いの看護婦さんに聞いたら

術後は治りを早くするために、甘いもの(㌍)が必要なんやと



そして

マタニティクラス受講者の特典の一つ

豪華ディナー

見た目は「豪華」 スパークリングワイン付(誰も飲めない)


味は?


ノーコメント





地獄?の入院生活 その5

2009-10-22 01:42:19 | 出産のこと
手術後はカワイらしく、ベッドでゆっくり

休む予定だったワタシ


そんなことはある訳なく

たった一人で廊下を歩き、部屋に戻り

よじ登る感じでベッドに戻る
ベッドに横になるのも一苦労


やっぱり喉は渇くので、氷水を飲む

トイレに行きたくなる(自然の法則)

 また起き上がってトイレ

でもさ、大変だけどコレが良いリハビリになったと思う


相変わらず1時間おきに、熱やら脈やら点滴を

チェックに来る看護婦

ウツラウツラすると「バーン」といきなり入ってくる


寝てられず、最後のほうはTVをつけてると

看護婦「よく眠くないねぇ、ワタシ眠くってぇ~」やと

ええ!寝ようとするとアンタが来るし
夜中に引き回されましたしっ


朝になるとフツーの朝食が運ばれてきた(ゴメン写真なし)

トースト、ポテト、ロウみたいなスクランブルエッグ、コーヒー。。。

見た目は素敵やけど、、、
気持ちだけ頂きました


朝7時が看護婦の交代の時間

毎日違う看護婦が登場します 2泊3日の間同じ看護婦が2度いなかった



そして!手術2日目のワタシのミッション


看護婦「今日は気分がいい時にシャワーしてね

お腹のガーゼは全部とってね、シャンプーはしてもいいけど
下向いて洗わないでタオレルカラ



ワタシ、アナタの言葉でもう倒れそうです



必ず誰かがいる時にシャワーするとの指令に

シオラーノを学校に送った若造が来るまで待ち

シャワー決行


室内のバスルームにはプラスチックの椅子

それに座り、修行僧のようにシャワーに打たれ

ビッチビチに貼られたテープとガーゼを

恐る恐る剥がしてゆきます


心の叫び
ワタシ、一体なにしとる?
信じられへん、、、信じられへん

しつこいですけど このとき、術後24時間


その後担当医が様子を見に来て

「傷口ちょっと出血してるから、ガーゼ当てていいよ」って


普通はっ!なんかあてるもんやし
膿んだらどうしてくれる!!


アメリカ的には乾燥させて、治癒させるってことらしい

だから、、、昨日から抗生物質の点滴の雨あられ

私の体内、めっちゃ化学物質状態なんですけど



次回からはちょこっと写真も入れるから













地獄?の入院生活 その4

2009-10-20 05:00:34 | 出産のこと
「その?」まで果てしなく続く入院生活の模様

もう飽きた??? でも遠慮なく行きます


帝王切開が終わって12時間後の夕食に

Jello2個(甘いゼリー。演歌歌手じゃないよ)、小さい缶のスプライト

パックのアップルジュース2,3個、クラッカーがやってきました


喉が渇いて仕方がなかったワタシ、大喜び

部屋においてあった氷に入れて、ガリガリ


でもさ、「もう飲んでいいのか、、、?」とちょっと不安に

なったワタシですが。

ま、いっか。アメリカの治療は早送りやし」などど勝手に解釈

手術後、ワタシの下には「尿道カテーテル」がついています

実はワタシこれが「大好き」

何でって?


モチロン、自分でトイレに行かなくても良いから
飲み放題じゃぁ~


夜になって、明日は学校のシオラーノ

付き添いがいないので新生児室に「小僧」を預け、

若造とシオラーノは家に帰ります
帰るとき、寂しくてちょっと泣いた彼女


ワタシもアメリカに来て、そろそろ7年

たった一人の夜を過ごすのは初めてでした

ちょっと寂しくて、携帯に入っているシオラーノの写真を

じっくり見たり、「今頃どうしたかな?」などど物思いに更け


ちょっとウツラウツラした頃に、やってきました


ブートキャンプ開幕


看護婦さん「今からカテーテル取るから、トイレ行ってね」

ト、トイレ? 自分で? 立って?


看護婦さん「急に立ち上がらないで、倒れるから。トイレ入るまで見てるし」


12時間前にお腹切ってますんで、、、
急に立ち上がれませんし、、、倒れるようなことさせないでください


45度まではベッドが起こしてくれものの、その後手すりにつかまり

上体を起こし、ベッドに座るまでのなが~いこと
看護婦、一切手伝いなし


ワタシの心の叫び

ぬおおおおおーーーーー!
お、鬼ーーーー!

20針以上も切ったお腹で、起き上がるのも歩くのも

トイレで拭く作業なんて、、、ひねりが入るから。。。。

しかも、点滴でチューブ状態。。。


その後、看護婦が言った一言
この後、廊下を20分歩いてね


何ですとーーー?
い、今、夜中の2時ですけどっ


引き馬のごとく、真夜中にしかもたった一人で

廊下を歩く、術後14時間のワタシ


引き馬でも「引いてくれる人」がおるっちゅうの!













地獄?の入院生活 その3

2009-10-19 01:06:42 | 出産のこと
病院に行ったりで色々と忙しく

ちょっと間が開きましたが、続き行きますよ


手術室での全ての処置が、9時半ごろに終わり

ワタシはリカバリ室に移動


2時間ほど休むとのことで、若造とシオラーノは朝食へ


結局13時頃に病室へ運ばれました

期待していた「スウィートルーム」には入れず

まあ、テーブルが大きいくらいしか違わないらしいけど。。。


アメリカの入院室は全て個室で、トイレ・シャワー・TV完備
クローゼット、洗面台、ソファも!

ベッドも電動で上下するし、TVのリモコンも枕元で操作


点滴やら血圧計、心電計などでチューブだらけのワタシ

でも、眠くないのでTVを観ます 産後はTV観ちゃダメだっけ?


2時頃には病室に「小僧」が連れてこられ

看護婦さんが「母乳希望だったら、今からやって」って。。。

やってって、、、ワタシ数時間前に手術終わったばっかり

それに「チチ」はピクリとも張ってないし、、、

アメリカでは「母乳」は殆どやってる人はおらず

看護婦さんもアドバイスとか全然出来ません


出ない「チチ」を少し吸わそうと努力しましたが 手術したばっかりで


吸う訳ないわな


号泣するので可哀想になって、ミルクをやることに

あそこまでチチを拒否られると、正直ショックなんですけど


彼の気持ちを代弁するならば


「なんか!オバちゃんが、、」 ママですけど。。。

「変なチクビ押し付けてくるしっ!!」 ってとこでしょうか。。。



アメリカのミルク、温めてやりません

病院のは使い捨てのボトルに、出来上がり30ml入りのやつ

粉ミルクの場合も、常温の「水」で作ります
モチロン家では蒸留水使ってます


楽といえば楽なんだけど、日本ってさホントきめ細かいよね

そーいうところから「繊細」さが作られてくのかな?



さて、次回から「ブートキャンプ」な部分に入るよ
















地獄?の入院生活 その2

2009-10-15 00:44:22 | 出産のこと
さて手術室へ連行される、、、の続き


の前にKYOさんからの質問の答え

「胎盤をどうする」?ですが

日本でもたまにいるらしいけど、胎盤って食べれるらしいよ


それと、アメリカでは生まれた子供が後々難病や

遺伝病になった時のために、へその緒(臍帯血)を

保管しておく銀行があります。

預け賃 何と$2,000にじゅうまんえん。。。。

貧乏人には無理な話ですわ。。。。


さて、ベッドごと手術室へ連行されたワタシ

この時点で点滴は入ってるけど、肝心の「麻酔」がまだ

オイオイ、ホントに麻酔するんやろな?」と不安になったワタシ

ワタシだけ手術室のベッドに座らされ、そこで麻酔開始

硬膜外麻酔だけど、これはキンチョーしたー


背中よ!背中に麻酔の針がーーーーー


でも、さすがアメリカ

針を注す前に麻酔薬を塗ってくれたので、

そんなには痛くありません


アメリカでは4人に1人が帝王切開

スタッフも慣れたもの、施術上の説明がこと細か
「これは冷たいけど、消毒してるだけよ」とか

これも怖がりのアメリカ人の気持ちを

落ち着けるためのもの?


しかし!「若造はどこじゃ?外で待たされていたらしい

こーいう所をさ、ワタシは見せてやりたいのにっ


そのうちにわやわやと主治医達が入ってきて

ワタシに「本当にタテに切っていいの?」と念押し

実はシオラーノの時は、緊急だったため

お腹の傷はタテに20針ほど
同じ場所を切ってもらうようにお願いした

アメリカではタテに切ることは殆どないため

看護婦達もワタシの傷を見て「あらー、まあ」

って感じ


横に切ったら、「ハラキリ」でシャレにならんし



そして「さあ、初めよっか」の先生の声

「ちょ、ちょっと!若造は???」

寸前で気づいた先生、呼んでくれました


手術着を来て入ってきた若造「緊張しとる、、、


って、オマエが言うなーーー


麻酔ちゃんと効いたかな?って不安なのは ワ・タ・シ


助手の先生とベラベラ話しながら、手術する主治医

若造が「今度のゴルフの予約の話、しとる」って

ワタシが「誘って貰ったら?」と冗談で言うと

「ハンディ、いくつかな?」やと たわけーーー


ハイハイ、どーせワタシの手術なんて
ゴルフ以下ですわ。。。



でもまあ、チョー緊迫な状態でされるより

リラックス?してくれてる方がいいんですけどね


そして、、、7時前にERに着いたのに

8時48分には小僧が誕生しました 早採り?


※若造にはブログ精神はないので、手術室の写真はなしデス


今回ちょっと気になったこと

若造は仕事帰りのソッコー病院に行ったので

仕事の服のまま
腰に「銃とバッジ」がついたまま手術室へ

そんな人、今までに何人くらいいるのかな?

続く~