attsu1の自由気ままに、My Life

サイクリングしながら、綺麗な花や景色を撮っています。
(背景は、神奈川県の名山、大山と丹沢の山々です。)

高蔵寺のレンゲショウマに、魅せられて!!

2019-07-25 08:54:46 | みんなの花図鑑
長かった梅雨も開け、今年も高蔵寺で、レンゲショウマに魅せられてきました。

高蔵寺は、花の寺として知られ、
四季を通じて、綺麗に手入れをされた花々が、見られ、静かでゆっくりすごせる空間です。
"高蔵寺ホームページ http://www.kouzouji.or.jp/"

先週、mamasanが、レンゲショウマを投稿していました。この日、ニアミスしていたようです^^;
そして、もう一度見たくて、再度訪れたんです^^


まずは、風神・雷神さんが、お出迎えです。
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


奥には、筋骨逞しき二体一対の金剛力士が、仏敵の侵入を防いでいます。
※写真は、帰りに、上から見下ろして、撮ってみました。


<金剛力士の豆知識>
元々は執金剛神という一神であったが、仏の聖域を仏敵の侵入から防ぐにあたり二体に別れ金剛力士となりました。
口を開いたものを「阿形」、口を閉じたものを「吽形」といいます。
「阿」と「吽」の2文字は始まりと終わり、陰と陽、万物の一切を表す意味があるといわれています。
ちなみに、息がぴったりと合い意志の疎通が出来ていることを「阿吽の呼吸」と呼ぶのは、金剛力士が由縁とされているそうですよ^^


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もう一つ、不思議なものを紹介します、樫と椿の樹が絡みあっている御神木と流木の龍です。
御神木は、2つの樹が、助け合い、力強く生き抜いていると書かれていました。



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今年も、レンゲショウマ(キンポウゲ科レンゲショウマ属)に出会うことができました^^

なんとも言えない、不思議な魅力がある花です。
レンゲショウマ(晒菜升麻)は「レンゲ(晒菜)」と「ショウマ(升麻)」の2つの言葉が合わさっていて、
「レンゲ」は、ハスのこと、下から仰ぎ見ると、花のハスによく似ていることに由来しているそうです^^

(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


薄暗い小さな森の中で、妖艶な雰囲気を感じます。


見上げるように、撮ると、背景が、不思議と玉ボケに(いつもの自己満足^^;)


雨露に、濡れたレンゲショウマに、また違う魅力を感じます。




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ここからは、高蔵寺で咲いていた花です^^

大きなお寺では、無いのですが、癒やされる時間が過ぎていきます
一輪の睡蓮(スイレン科スイレン属)が、涼しげに咲いています。
未の刻頃(午後1時ぐらい)に花を咲かせることから、ヒツジグサと。
ただし、実際は朝から夕方まで花を咲かせるそうです^^
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


久しぶりの青空が、夏が来たことを知らせています。


紫の舞(オキザリス・レグネリー(カタバミ科カタバミ属)が、こちらも一輪ひっそりと、咲いています^^


ヤマハギ(マメ科ハギ属)でしょうか? 水滴が涼しげに、順番に転がって行きそう~


シロヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)の実が色付きつつあります・・・なんで、4個セットなんでしょうね^^
→シロヤマブキは、花びらも萼も、雌しべも4つだから?


ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属.)って、ツユクサの親戚なんですね。シベがこうして見ると長いです^^


ナガバミズアオイ(長葉水葵 ミズアオイ科ポンテデリア属)、高蔵寺には、涼しげな花がたくさんです。
右下に、スパイダーマンが居るの、気が付きましたか^^


カシワバアジサイ(アジサイ科アジサイ属)は、終わりに近づいていますが、少し少なくなった花に落ち着きを感じます^^


オイランソウ(ハナシノブ科クサキョウチクトウ属)をふんわりと
花の香りが、花魁(おいらん)の白い粉の香りに 似ているからだそうですよ^^


この小さな赤い実、何でしょう?もし分かったら教えてください^^
(大きさは、2~3mmです)
→トチバニンジン(ウコギ科 トチバニンジン属 日本原産。葉がトチノキに似ているから)でした。
  mamasan、ありがとうございます。
 全体を撮っていた写真で、確認しました^^




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最後は、いつものように、動画です。

帰り道に寄った薬師池公園、藤棚に、たくさん風鈴、チリン、チリンと夏を感じさせてくれます。


少し前に、抱卵の場面を載せましたが、カイツブリの赤ちゃんたちです。
餌を一生懸命もらう姿が可愛い~。途中、背中に乗せてってせがむ姿も見えますよ^^
カイツブリは、カルガモと違って、夫婦で、子育てするので、家族仲良しって感じです。
※これを撮ったのは、少し前なので、今はもっと大きくなっています^^;


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今回も長くなりました。っていつもですね^^;
長い梅雨も明けて、夏の日差しに、これからしばらく暑い夏ですが、夏バテしないように頑張って行きましょう(^.^)/ 



ツバメの子育てと自然観察会で見つけた不思議を紹介です!!(その2)

2019-07-18 06:21:25 | みんなの花図鑑
前回の続きです^^

夏の花が徐々に咲いてくる中、昆虫たちも、忙しそう~^^;
場所は、いつものホームグラウンド、小山内裏公園と尾根緑道です。


チダケサシ(ユキノシタ科チダケサシ属)、梅雨時は、きのこがよく採れるので
キノコを採ったら、この茎に刺して持ち帰ったそうですよ。
虫たちにも、人気です^^


絶滅危惧種に指定されているサガミラン(相模蘭 ラン科シュンラン属)、初めて見ました(@_@)
関東平野南部で最初に確認されたので、その名があるそうです。
サガミランは、マヤランの白花品種とされていましたが、
遺伝子レベルで解析したところ、現在では、別種にされているそうです^^ 


あまり珍しい蝶では無いですが、へぇぇだったので、載せてみます^^
ダイミョウセセリです。これは、関東と関西で、模様が違うそうなんです。
(じゃぁ、名古屋はってツッコミはしないでくださいね(^_^; アハハ…)
これは、明らかに関東タイプでした^^


違いは、ここを見てください^^
"ダイミョウセセリの違いhttp://www.j-nature.jp/butterfly/zukan/tiiki/daimyou.htm"

黄色が綺麗な、キイトトンボ、ここは、緑道でしたが、公園の湿地から飛んで来たんでしょうね^^


ヒメガマ(ガマ科)です。これ、上側が、雄花で、下側が、雌花なんだそうですよ(@_@)
この雄花のある状態は、初めてみたかもです^^;



緑道で見つけた虫たちを、動画で、紹介してみますね。


アカツメクサの蜜を吸う、ヒメアカタテハ、触角が、可愛いです。

コフキゾウムシは、クズの葉が大好き、葉がギザギザになっていたら探して見てください
餌を食べながら、交尾してる???(笑)

ジャノメチョウは、前脚は歩行のためには使えなく、その代わり味を調べる役目があるそう。

ショウリョウバッタ 、面白い顔してますよね^^;



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少しだけ綺麗な夏の花を紹介です^^

白花のアガパンサス(ユリ科アガパンサス属)、清楚で好きだったりします^^;
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


多分、グラジオラス(アヤメ科グラジオラス属)の種類だと思うんですが、公園の花壇で、綺麗に咲いていたので、パチリ^^


リアトリスが咲き始めました。そして3本のリアトリス(キク科ユリアザミ属)が、良い雰囲気でした(いつもの自己満足^^;)
さらに、モンキチョウ?が、アクセントのように、偶然、入っていました^^




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最後は、ミシマサイコ(三島柴胡 セリ科)です^^

この花、生薬として使われていますが、私の住む、相模原市に、昔たくさん生息していたんだそうです。
それで、「柴胡が原」と呼ばれ、訛って相模原になったとの説があります。
ところが現在、相模原はおろか、神奈川県内全体を見渡しても、ミシマサイコはほとんど見られなくなってしまいました。
この花は、市の環境情報センターで、育てているミシマサイコを撮ってきたものです^^
※小さい花で、ちょっとピントがイマイチなんですが、ご容赦をm(_ _)m



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今回も、いつものように、長くなってしまいましたが、
ご覧いただきありがとうございます。あともう少しで、梅雨明けでしょうか、
暑い夏を頑張って乗り切って行きましょう~(^.^)/ 



ツバメの子育てと自然観察会で見つけた不思議を紹介です!!(その1)

2019-07-15 17:29:03 | みんなの花図鑑
梅雨明けが、待ち遠しいですが、ふと思い返すと夏休みの頃に、梅雨明けが、例年の気がします^^;

今年、市の自然環境調査で、ツバメの巣の分布調査をしました。
ツバメって春来て、夏頃、いなくなるってイメージしか持っていなかったんですが、
やってみて、色々、勉強になったので、紹介してみます^^


生まれたてでしょうか? こちらの雛たちは、小さい口が見えています^^
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


こちらは、少し成長した雛たち、カメラを向けると、不思議そうな顔をして見ています。
何もしないよと、心で言いつつ、しばらく観察。
こちらの親は、警戒しているのか、カメラを向けていると帰ってきません。
そして、離れて見ていると、餌を与えに帰ってきましたので、一安心です。


親鳥のツバメです。精悍な顔をしていますね。
昔、東海道本線を代表する特急列車が、ツバメ号でしたが、ツバメのマークを思い出しました^^


写真の餌を待つ、ツバメの赤ちゃんたちの動画です、あどけない表情が可愛いですね^^


こちらは、以前紹介しましたが、もう一度^^;
子育て中のツバメを発見、5羽もいると、パパママは、忙しそうに、
次から次へ、餌を採ってきます。元気に育って、巣立って欲しいですね


<ツバメの豆知識>
まず、思っきり勘違いしていたのが、ツバメは、一度で無く、春に2度、子育てするんですね。
何と無く渡り鳥って、一度に渡ってきて、子育てすると思っていたので、
次から次へ、子育てするツバメを見て、不思議に思っていたんです。

初めに生まれた子の居場所はありません。そこで、幼鳥たちは集まって、
出発の日まで水辺の草原や大きな樹木などで集団生活をします。
夏になると、2回目の子育てが終わった親鳥たちも集団に加わります。

そして、夏が終わる頃、小グループで出発。親鳥から先に南へと旅立ち、
幼鳥は渡る体力がつくのを待ちます。連れて行ってはもらえません。

親もいないのに、幼鳥はどうやって迷わずに行けるのでしょう?
ツバメには、太陽や地磁気によって方角を知る能力があるといいます。

ツバメの体は、空中生活用にできています。食事はもちろん、
水浴びすら下に降り立つことないので、足は退化して歩くのが苦手。

高速で飛びまわりながら小さな虫を見分ける目、
飛んでいる昆虫をくわえとりやすいように大きく深く開く、嘴を持っていて、
飛行速度は時速45km、最高時速は200kmともいわれます。

多くの渡り鳥が、気流が安定していて天敵に襲われにくい夜間に渡るなか、
飛翔力に優れたツバメは、昼間に堂々と渡っていくそうですよ^^


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ここからは、自然観察会で見つけた、初夏の花や昆虫を紹介してみます^^

夏の花が徐々に咲いてくる中、昆虫たちも、忙しそう~^^;
場所は、いつものホームグラウンド、小山内裏公園と尾根緑道です。


まずは、野草から、夏なのに、アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)、
秋と名が付いていますが、花は梅雨の頃から咲き始め、秋の初めには終わってしまうんですよね^^;
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


犬胡麻(イヌゴマ(シソ科イヌゴマ属))、実が ゴマの実にそっくりなのに、食べられないので、
役に立たないと言う意味から、可哀想な名前を付けられたそうです(>_<)
犬って役に立ちますよね(-.-#)


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長くなったので、この辺で、その2に、続きます(^.^)/ 


七夕は、梅雨空でも、色々なシベを楽しんでみました^^

2019-07-07 07:06:23 | みんなの花図鑑
ここのところ、毎日のように梅雨空、九州では、大雨が降り、大変なことになりました。
異常気象と言いますが、これが普通に、なってくるかもですね(>_<)


そんな合間に出かけて、撮った写真を紹介してみます。
今回のテーマは、夏の花のシベです!! シベを見てみるのも面白いものですね^^;


まずは、シベでは、無いんですが、森のお菓子を見つけましたよ!!
クッキーかと思った方、お腹空いてますね^^;、
何キノコでしょうか、キノコの世界は、奥深いので、踏み込まないことにします^^;
って言いつつ、これは、ナラタケと言うそうです。ちなみに、美味しいみたいですよ^^
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


次は、緑の和菓子を2つ、ハッカクレン(メギ科 / ハッカクレン属)とハス(ハス科 / ハス属)の水菓子です^^
※ハスの花も、少し咲いていましたが、もっと咲いてから、また紹介しますね^^


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さて、シベの世界を楽しんでみましょうか^^
今回の花は、道保川公園と薬師池公園、尾根緑道で、見つけました。


「雄しべ」と「雌しべ」を少し、お勉強^^

種子を作る植物には必ず、雄しべと雌しべがあります。
花には、1つの花の中に「雄しべ」と「雌しべ」があるのを両性花、
「雄しべ」と「雌しべ」が違う花にあるのを、単性花と言うそうです。

「雄しべ」
人間でいう男性にあたります。花粉を作っているのがおしべです。
やく → 花粉を入れる袋です。
花糸 → やくを支えています。


(※出典・引用『かがくナビ』)

「雌しべ」
人間でいう女性にあたります。
”子房” → 中に胚珠が入っています。花粉が受粉をすると、子房は実となります。
”胚珠” → 受粉すると種になる部分です。


調べてみると、知っているようで、知らないことありますね^^;


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まずは、この時期の夏の花の代表、ヤブカンゾウ(ユリ科ワスレグサ属)、
これは、花もシベもオレンジで、虫たちに、目立ちますね^^
前回、ノカンゾウを忘れな草の親戚って書きましたが、ワスレグサでした^^;
(写真は、それぞれ、クリックすると拡大されます)


そちこちで、咲き始めたテッポウユリかと思いきや、
アマクリナム(ヒガンバナ科・アマクリナム属)のようです。さざんかさんに教えてもらいました^^
ホンアマリリスとハマユウの交配種とのこと。


次は、暑い季節に、毎日元気な花を咲かせるムクゲ(アオイ科フヨウ属)です。
これは、八重咲きだから?シベの周りが、くしゃくしゃってしています^^


この真っ白なムクゲは、ムクゲらしいシベです^^
ハチじゃないですよね、何でしょう?
身体中、花粉まみれになって、こうして受粉してくれるんですね。



ムラサキツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属)、露に濡れ、気持ちよさそう~
紫の花に、糸のような花糸、そして、黄色の雄しべが、お洒落です^^


キンシバイ(オトギリソウ科オトギリソウ属)でしょうか? 雌しべが、まさに、解説の子房のようです。
裏から見ると、イエローとグリーンのコントラストが、綺麗ですね^^;


ヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属)も、こうして見ると、分かりやすいシベをしています。
余談、昼顔と検索すると、あのドラマが、トップに出てきます(^_^; アハハ…


オミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属 )が、咲き始めました。小さな花、一つ一つに、可愛いシベがあります。
この花、女郎花と書きますが、知らないと、ジョロウバナ?って読んでしまいます^^; 
そして、女郎と言うと、遊女をイメージしてしまいます。
実は、オミナは美しい女性を表し、エシはベシ(推量)の転じたものとして「女らしい花」と言う意味があるそうです。
無理でしょうが、個人的には、漢字を、変えて欲しいです。


クルマバナ(シソ科トウバナ属)です。まさにシソ科の花ですが、
虫たちを呼び寄せるためででしょうか?、ちょっと不思議なシベの出方をしていますね。
花が車の車輪のように茎を、取り囲み輪生して咲くのでこの名があるそうです^^


アベリア(スイカズラ科ツクバネウツギ属)は、イタリア生まれらしいです。
花期が長く、街路樹として、楽しませてくれていますね。
花をよく見ると、白い産毛がたくさん、そして、分かりやすい雄しべと雌しべですね^^


最後は、シベではないんですが、ネジバナです。前回、ネジバナツインズを見つけましたが、
今回、何か、龍が、天に登っていくような、ネジバナを見つけ、嬉しくて載せちゃいました^^




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最後は、いつものように、動画です。
モンキアゲハ?が、何故か、花ではなく、地面を飛び回っていました。
調べると、吸水活動と言うんだそうです。

<豆知識>
チョウの吸水についてはまだはっきりとは、解明されていない。
吸水するのは、ほとんどがオスだという。
メスを探して活発に飛び回るオスにはナトリウムイオンが必要だとされ、
吸水することによってそれを補給していると言う説。
そのほかにも、吸水は体温調節の役目があるのではないかとの説もあるそうです。



ハグロトンボが、舞うように飛んでいました^^
<豆知識>
森の中でひらひらと舞う 、ハグロトンボは、神様の使いで、縁起が良いらしい。
動画のように、羽の開閉を繰り返します。
その動作が「人が手を合わせて祈る」のに似ているという説があるそうですね。



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今回、撮った花を眺めていて、ちょっと小難しい話や、冗談交え、
まとめて見ましたが、いかがだったですか?
梅雨も、もう少しでしょうか、でも梅雨が開けたら、暑い夏がやってきますね^^