二等分

サウナでお友達らしい人たちが、
子供のことを話していました。

男の子2人を持つお母さんが、
個包装になっていないおやつの時に、
「お兄ちゃんの方が大きい！」
「弟の方が大きくてずるい！」とか、
実に食い意地の張った卑しいケンカをするの、
と嘆いていました。

お友達は、
「元気があっていいじゃない」
「男の子はそんなもんよ」と慰めて（？）いました。

でも、いつも相手の方が大きく（見えて）、
お母さんは兄（または弟）をえこひいきしていると、
泣いたりいじけたりするんだ、と言います。

他人事だから、微笑ましく感じてクスッと笑って聞いていましたが、
こんな方法を思い出しました。

例えばおやつがケーキだったとして。
兄弟にじゃんけんさせて、
勝った方に真半分と思うところでカットさせます。

勝った方は必ず自分の分を大きく切ります。
それを見ていたじゃんけんで負けた方は半べそをかくと思いますが、
そのまま勝った方に「コレが半分なの？」と確認して、
「そうだ」と答えたら、「分かったよ」と言い、
負けた方の子を見て、
「好きな方を取りなさい」って言います。

勝った方はえっ！と思っても、
「ココが真半分なの？」と確認されて、
それが自分が取り分だと思い込んでいるから、
「そうだよ」と答えた手前「ずるい！」とは言えません。

次回から、もっと慎重に切り分けるようになるでしょうね。

たいして変わりゃあしないけど、
子供のうちは、それで殴り合いになるって。
元気で良いわ。