ハンガリーで出産しようかなァと考えている方のために・・・。
(あくまで個人的な見解ですので、あらかじめご承知ください。)
「日本人で出産した人も居るらしいから、私も産めるかな?」
「帝王切開になった人が多いらしいから怖いな・・・」
でも、「日本女性」とひとくくりに言って、医療機関や担当医師は
みんな同じ?出産前の健康状態や妊娠経過もみんな同じ?
日本女性は、もともとこちらのひとに比べて小柄。そして女性によって
大変スリムだったりすると、担当医師の不安は倍増するかもしれません。
自然分娩にこだわらない文化的背景も手伝って、帝王切開率が高い。
危険回避が遅かったと後で追求されないよう、比較的早い段階で
判断されるものなのかもしれません。
個人的には幸運に恵まれ無事に出産できましたが、といって皆さんに
オススメしたいとも思いません。
なにしろ日本なら言葉の不安もない。妊娠中に限らず、産後の
体調回復まで家族の全面バックアップあり。心身ともにリラックス
できることが分かっています。
そして黙っていても妊娠とともに自治体や医師や看護士から
ふさわしい時期にふさわしい案内が得られそうな日本と比べ、
自分から働きかけないと何も起きない。
調べ物したり質問したり書きとめてもらったり。「あなたのお産、
どうしたい?」と出産までに何度となく問われ、「こうしたい」
という意思表示をし、共通認識を培っておく・・・。
日本的「以心伝心」を期待する心が出てくると、聞くに聞けず、
言うに言えず。気が付いたら流れ作業的に診療が終わってしまう。
毎回心を奮い立たせて積極コミュニケーション!結構しんどい。(笑)
母親学級で同席したドイツ・フランス・アメリカなど各国ママを見て
実感したのは「欧米人にとって出産は医師が主導するものではない」こと。
もちろん健康状態と相談しながらですが、「麻酔分娩」「スケジュールの
関係で計画出産(帝王切開)」など様々な選択肢の開示を受けて、医師に
リクエストし、納得行く形で産むぞという姿勢が見えました。
助産士さんに対する彼女たちの質問が、麻酔による無痛分娩に集中した
ことは特に印象的でした。
診察料の高いFirst Med Centerでの英語ママクラス。でも、ある
フランス女性はリーズナブルに済ませたいようで、出産施設だけは
公立病院ですると言いました。
その場合、提携している私立テルキ病院で産むのと違い、何から何まで
持参しなければいけません。助産士さんは、戸惑わないよう心配して
実に細かい点まで時間を割いて説明していました。
(個室なし、トイレは共用スペースまで歩く、タオルからスプーンや皿や
コップ、それからそれから・・・。必要なものを聞いてるだけで厳しい条件に
圧倒されました。)
ノーラ・コーリ著「海外で安心して赤ちゃんを産む本」は、何から考えれば
いいのかサッパリ見当がつかない私たちに優しく答えてくれる良書。
いつも薦めていますが、やはり必携の1冊と思われます。
(あくまで個人的な見解ですので、あらかじめご承知ください。)
「日本人で出産した人も居るらしいから、私も産めるかな?」
「帝王切開になった人が多いらしいから怖いな・・・」
でも、「日本女性」とひとくくりに言って、医療機関や担当医師は
みんな同じ?出産前の健康状態や妊娠経過もみんな同じ?
日本女性は、もともとこちらのひとに比べて小柄。そして女性によって
大変スリムだったりすると、担当医師の不安は倍増するかもしれません。
自然分娩にこだわらない文化的背景も手伝って、帝王切開率が高い。
危険回避が遅かったと後で追求されないよう、比較的早い段階で
判断されるものなのかもしれません。
個人的には幸運に恵まれ無事に出産できましたが、といって皆さんに
オススメしたいとも思いません。
なにしろ日本なら言葉の不安もない。妊娠中に限らず、産後の
体調回復まで家族の全面バックアップあり。心身ともにリラックス
できることが分かっています。
そして黙っていても妊娠とともに自治体や医師や看護士から
ふさわしい時期にふさわしい案内が得られそうな日本と比べ、
自分から働きかけないと何も起きない。
調べ物したり質問したり書きとめてもらったり。「あなたのお産、
どうしたい?」と出産までに何度となく問われ、「こうしたい」
という意思表示をし、共通認識を培っておく・・・。
日本的「以心伝心」を期待する心が出てくると、聞くに聞けず、
言うに言えず。気が付いたら流れ作業的に診療が終わってしまう。
毎回心を奮い立たせて積極コミュニケーション!結構しんどい。(笑)
母親学級で同席したドイツ・フランス・アメリカなど各国ママを見て
実感したのは「欧米人にとって出産は医師が主導するものではない」こと。
もちろん健康状態と相談しながらですが、「麻酔分娩」「スケジュールの
関係で計画出産(帝王切開)」など様々な選択肢の開示を受けて、医師に
リクエストし、納得行く形で産むぞという姿勢が見えました。
助産士さんに対する彼女たちの質問が、麻酔による無痛分娩に集中した
ことは特に印象的でした。
診察料の高いFirst Med Centerでの英語ママクラス。でも、ある
フランス女性はリーズナブルに済ませたいようで、出産施設だけは
公立病院ですると言いました。
その場合、提携している私立テルキ病院で産むのと違い、何から何まで
持参しなければいけません。助産士さんは、戸惑わないよう心配して
実に細かい点まで時間を割いて説明していました。
(個室なし、トイレは共用スペースまで歩く、タオルからスプーンや皿や
コップ、それからそれから・・・。必要なものを聞いてるだけで厳しい条件に
圧倒されました。)
ノーラ・コーリ著「海外で安心して赤ちゃんを産む本」は、何から考えれば
いいのかサッパリ見当がつかない私たちに優しく答えてくれる良書。
いつも薦めていますが、やはり必携の1冊と思われます。
出産についての記事アップ、ありがとうございます。
私のように経験も心構えも無い女性にとっては、今回の内容は、考えるきっかけになると思います。
私事ですが、妹が今年初めに出産しました。妊娠中、ちょっとしたことで不安になっている様子などを聞いていましたので、日本での出産でもそうなんだから、言葉の思うように通じない海外で妊娠すれば、不安で不安で。。。という状況に陥ってしまうと思います。
実際にどうするかは別として、考えるきっかけを作って下さり、感謝しています。
でも、こういうのも人によるんですね。心配になるから一切のハウツー本を読まないし、人の話も聞きたくないという方針の方もあります。
自分は有る程度、心の準備があったほうが落ち着く、という方には引き続きヒントのようなものをアップできればしていくので何かのご参考になれば幸いです。
来て間もない頃は分からない事ばかり、でも誰かに聞いてばかりというのも気疲れします。そんな中、身近な生活の疑問に答えてくれるこちらのブログがあって本当に助かっています。
出産に関しては出し惜しみせず色々書きたいのですが、詮索を呼ぶ恐れもあって踏み出しづらいのが実情です。応援できる範囲で、ココで話していけたらと思っております。
そうですね、生活その他もろもろについて、来たばかり頃は「教えて欲しいこと」ばかり。それで、人に会わないといけないけれど、毎回「教えを請う」肩身の狭さといったら体験した人にしか分からないかもしれませんね。
今聞いとかなきゃと思っても会う人毎に質問するのも、前回も居合わせた人が居たりすると「また?」と思われそうで聞きづらい。では誰かにまとめて聞けるかというと、それも「お世話係じゃございません」と思われそうで、せいぜい1つか2つ聞かせていただければいいほうでした。
情報は発信した直後から、古くなっていくもの。でも、基本的な生活情報は案外と変わらないところもあるので少しでもお役に立てていれば本当に幸いです。