入学式を終えました。
入学式最中に本当に色々なことを考えました。
学院長の祝辞
総長の祝辞から考えることは、真宗の御心が人々の心に響かなくなってきていることですね。
私は伝道をしたいと考えていますので
本当に考えさせられました。
近頃のスピリチャルブームの中
スピリチャルの原点 古典の仏教がいま危機に瀕していると感じています。
古典仏教は長年の風雪に耐え、教えを磨かれて、大変良いものになっていると思います。
カルト系新興宗教やセミナー系カルトなどなどと比べますと、本当に寸分の隙もありませんが
実に難しい。
内容が平易ではなく、誰でもわかるものではないのですね。
法然上人が
【南無阿弥陀仏】を申されてから、革新的に発展したと思いますが
そこからさらに年月がたち教えが形骸化しているように外の人からは見えるようになったのでしょう。
最近流行のスピリチャル系のすべてといっていいでしょう、他力や親鸞聖人の考えが引用されています。(出展元が親鸞聖人とか真宗などと書いていませんが)
ですから、古典仏教についに入ってしまっている浄土真宗も
そういう意味で新しい教えの広め方があるのではないでしょうか?
しかし何しろこの仏教界と言うものに足を踏み入れることは
相当の覚悟のいることであるとおもいました。
もちろん軽々に学院に通うと決めたわけではございませんが
寺族ではない私が
僧侶を志すとなると
それは本当に未知な世界。不安しかありません。
それは読経ができるかとか、作法ができるかと言うことではなく
本当に阿弥陀様に帰依し、念仏を申す人生を送れるかと言うことでございます。
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