今年 祖母の十三回忌だった
103歳で逝ったから
今年は没後12年で
生きていたら115歳ということか
その祖母が15歳の時に仕立てた帯がある
祖母から母が受け取り
母から私が受け取った
100年経った帯
半幅帯である
昔のものなので短い
ババアのドラム缶ボディには
貝の口結びがギリである
しかもほつれてボロボロ、シミだらけ
だが
100年経った物は神になる
または
神が宿るという
この帯にも神が宿っていると?
そう思うと
捨てるどころか
ハサミを入れる事さえ出来ない
リフォームもできやしない
娘が締めるような色柄だもの
ババアが締めるってのもねぇ
なんだかなぁ…と思ったのだけど
帯を見ていたら
祖母と母の顔が思い出されて…
派手だろうと何だろうとどうでも良い
100年経って神様に成り立ての帯の為
祖母と母の供養の為
締めてやろうじゃないの❗️
ババアの命の限り締め倒す‼️
今朝
コメダコーヒーでモーニング中
年配のご夫婦が来店
4人がけのテーブルに2人並んで座り
囁き合い
微笑みあい
ゆっくりとコーヒー☕️を飲み
トースト🍞を食べていた
なんて素敵な光景
なんて羨ましい光景
ババアとオットは並んでは
座らないもん