「おぼろ月夜 音も色も 少しだけ
遥か彼方の 君を想う」
静岡の山奥、
浜松市天竜区を訪ねた夜道、
スマホの電池が切れ、
現在の時刻も、次の電車の時刻も
わからぬまま、
二俣本町駅に辿り着いた。
待合室には、女子高生とおぼしき
田舎の女の子が
両足を伸ばして陣取っている。
駅の時刻表&時計を確認すると、
目的地まで戻れる電車が来るのは
どうやら20分後のようだ。
(彼女から離れ)駅のホームに立つ。
聞こえるのは虫の音、
遠い川のせせらぎ。
おぼろ月夜が、やけに眩しい。
ふと、
1,000年前の平安時代を想ふ。
月明かりが夜を支配していた当時、
男女の重要なコミュニケーション
ツールは「文(ふみ)」だった。
静けさと月の明かりが、
懐かしの『百人一首』に描かれる
歌の世界へと僕を導いてゆく・・・
◇ ◇ ◇
小倉百人一首には、
『君がため』で始まる
2つの歌があります。
1つは、
学生の頃から大好きな
光孝天皇の1句、
「君がため 春の野に出でて
若菜摘む
わが衣手に雪は降りつつ」
清清しくて、
アラフォーに差しかかった今も
そのピュアな心に胸打たれます。
一方で、40歳近くまで年を重ねると、
もう1つの『君がため』
藤原義孝による、
「君がため 惜しからざりし
命さへ
長くもがなと 思ひけるかな」
にも共感!?
・・・ここまで
掘り下げたならば、
権中納言敦忠の
「逢ひ見ての のちの心に
くらぶれば
昔はものを思はざりけり」
も外せない!?
(大人の恋愛は
よくわかんないや。苦笑)
※『ちょっと差がつく
百人一首講座』さん、
ありがとうございます!
・・・・・・・
はてさて、この投稿で
何を言いたかったのかというと、
その短い和歌の
現代にも相通じる魅力かな!?
【写真】
今のフィーリングに
ぴったりなワインは、
シャトー・ラスティニャック
「ナレ・パ・シ・マル」
/ Chateau Lestignac
"N'allez Pas Si Mal 2018"
仏・南西地方ベルジュラック
ソーヴィニヨン・ブラン100%
ワイン名「そんなに悪くないよ!」
※辛口ワインを造るはずが、
アルコール発酵が進まず
残糖が残ってしまったため、
そのまま瓶詰め。
"思うようにいかなくても
とても美味しいワインが出来た"
そんな、醸造家のポジティヴな想い。
【テイスティング】
洋ナシや、トロピカルフルーツの
魅力たっぷり!
なんともアンニュイな自然派ワイン。
BGMは、東野純直の「アイツ」
いかがでしょう?
(※YouTube、ご注意ください)
※お師匠さま、
素敵なラインアップ
ありがとうございます!
※このワインの存在を教えて
くださったビストロ「TOKIYA」
さんにも感謝いたします!!
遥か彼方の 君を想う」
静岡の山奥、
浜松市天竜区を訪ねた夜道、
スマホの電池が切れ、
現在の時刻も、次の電車の時刻も
わからぬまま、
二俣本町駅に辿り着いた。
待合室には、女子高生とおぼしき
田舎の女の子が
両足を伸ばして陣取っている。
駅の時刻表&時計を確認すると、
目的地まで戻れる電車が来るのは
どうやら20分後のようだ。
(彼女から離れ)駅のホームに立つ。
聞こえるのは虫の音、
遠い川のせせらぎ。
おぼろ月夜が、やけに眩しい。
ふと、
1,000年前の平安時代を想ふ。
月明かりが夜を支配していた当時、
男女の重要なコミュニケーション
ツールは「文(ふみ)」だった。
静けさと月の明かりが、
懐かしの『百人一首』に描かれる
歌の世界へと僕を導いてゆく・・・
◇ ◇ ◇
小倉百人一首には、
『君がため』で始まる
2つの歌があります。
1つは、
学生の頃から大好きな
光孝天皇の1句、
「君がため 春の野に出でて
若菜摘む
わが衣手に雪は降りつつ」
清清しくて、
アラフォーに差しかかった今も
そのピュアな心に胸打たれます。
一方で、40歳近くまで年を重ねると、
もう1つの『君がため』
藤原義孝による、
「君がため 惜しからざりし
命さへ
長くもがなと 思ひけるかな」
にも共感!?
・・・ここまで
掘り下げたならば、
権中納言敦忠の
「逢ひ見ての のちの心に
くらぶれば
昔はものを思はざりけり」
も外せない!?
(大人の恋愛は
よくわかんないや。苦笑)
※『ちょっと差がつく
百人一首講座』さん、
ありがとうございます!
・・・・・・・
はてさて、この投稿で
何を言いたかったのかというと、
その短い和歌の
現代にも相通じる魅力かな!?
【写真】
今のフィーリングに
ぴったりなワインは、
シャトー・ラスティニャック
「ナレ・パ・シ・マル」
/ Chateau Lestignac
"N'allez Pas Si Mal 2018"
仏・南西地方ベルジュラック
ソーヴィニヨン・ブラン100%
ワイン名「そんなに悪くないよ!」
※辛口ワインを造るはずが、
アルコール発酵が進まず
残糖が残ってしまったため、
そのまま瓶詰め。
"思うようにいかなくても
とても美味しいワインが出来た"
そんな、醸造家のポジティヴな想い。
【テイスティング】
洋ナシや、トロピカルフルーツの
魅力たっぷり!
なんともアンニュイな自然派ワイン。
BGMは、東野純直の「アイツ」
いかがでしょう?
(※YouTube、ご注意ください)
※お師匠さま、
素敵なラインアップ
ありがとうございます!
※このワインの存在を教えて
くださったビストロ「TOKIYA」
さんにも感謝いたします!!