北海道の最新ビール事情 / Craft Beers in Hokkaido

2018-04-02 | (クラフト)ビール / (Craft) beer
Always Love Beerさんの
「全国地ビール醸造所リスト」

「ビアクルーズさんの情報」を基に

北海道の19ブルワリーを
分析してみました!

醸されているビールの種類
(=ビアスタイル)を
ざっくり分類すると、

「ピルスナー」11
  (+ヘレス、ラガー)
「ヴァイツェン」10
「(ペール)エール」8
「スタウト」5 (+ポーター2)
「IPA(米/英)」3
「アルト」3
「ケルシュ」2
「ベルジャンホワイト」2

この他、レッドエール、
シュヴァルツ、メルツェン、
ドゥンケル、フルーツビール、
ブラウンエール、
バーレイワイン!?など。

定番スタイルが多くを占める中、

「月と太陽ブルーイング」と
「ノースアイランドビール」が、
世界各国の多様なスタイルを
リリース。

そして、
これらのブルワリーと一線を画す
抜群にユニークな存在が
「網走ビール」。

主力商品は、
(青い)発泡酒「流氷ドラフト」
(緑)発泡酒「知床ドラフト」
(黒)スタウト「監獄の黒」
(白)「アバシリホワイトエール」

そして、今の季節にぴったりな
(淡いピンク)発泡酒「桜エール」
(チェリー)発砲酒「桜桃の雫」。

"目で楽しませる"
カラフルなビール/発泡酒たち。

ビアクルーズさんによると、
「(1999年の)開業当初は、
ピルスナー、アルト、
ヴェイツェン、スタウトなどの
ビールを製造していた」もよう。

同社の親会社である㈱タカハシは、

・カラオケ事業(道内に67店舗)
・アミューズメント事業(20店舗)
・外食事業(4店舗)
・観光業
・商業施設の設計、工事

などを営む、やり手の事業主。

地ビール事業に参入した同社は
おそらく次のように考えた、
「地ビールをアミューズメント化
 /面白くしてみよう!」と。

見た目とネーミング(=話題性)を
最優先!?するマーケティングを
徹底した結果、

同社の2017年の推定出荷量は、
全国トップ10に入る250klを記録。

※ただけん調べ。
 昨年10月の投稿ご参照。

面白いブルワリーとして
各種メディア(新聞、雑誌)に
取り上げられ、
最近はアニメにも登場。

このように、
「地ビールを面白くする」
取り組みに成功した同社では、

営業体制の更なる強化を目的に
このほど、4500万円を投資し、
「自動瓶詰めライン」を導入。

生産能力を4倍近く増強し、
コストを約80%削減できる
とのこと。

すごいなぁ。

地ビール/クラフトビールを
徹底的にアミューズメント化
すれば、
このような展開も可能なのですね。

肝心の味はどうなのでしょう?
(ご想像にお任せします)

最後に、現在、
北海道のビール業界で
最も大きな話題を集めているのが、

忽布古丹醸造
/HOP KOTAN BREWING。

2017/05/10~2017/06/23に
クラウドファンディングを通じて
673人から24,952,222円の
資金を獲得。

ノースアイランドビールの
元醸造責任者で、新会社の社長を
務める堤野貴之氏と、

「うしとらブルワリー」の
元ヘッドブルワー・植竹大海氏が
協業する新ブルワリーでは、

数年後に、地元である
北海道・上富良野産ホップを
100%使用し、
そのフレーバーの特徴が
しっかりと感じられる高品質な
ビールを醸したい、とのこと。

・・・・・・・・・・

1994年12月にビール製造免許を
取得した老舗ブルワリー
「オホーツクビアファクトリー」、

今どきのビールを醸す
「月と太陽ブルーイング」と
「ノースアイランドビール」、

地ビールの面白さを追求し続ける
「網走ビール」、

そして、道産子のみならず
日本の地ビール/クラフトビール
ファンの注目を集める
「忽布古丹醸造」。

さらに、広い道内には、
イングリッシュIPAを醸す
「ブロイハウス大沼」も、

"社長がよく飲むビール"という
規格外(Alc10%)な
ストロングエールを醸す
「はこだてビール」もある!

これらの新旧ブルワリーが
どんな化学反応を起こして、
北海道&日本の
ビール業界を変えていくのか、
とっても楽しみですね!!

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