車中泊の旅も20日間が過ぎ去った
6日後の6月26日夕方に苫小牧港から
名古屋港行きのフェリー乗船の計画です
昨夜飲みすぎた事と歩き疲れの為か目覚めたのが8時頃
布団をたたみ部屋を出た 帰る時 部屋鍵は玄関のテーブルの
上に置いて置く様にと支持されていた
宿のバァーさんは昨日会ったままでお礼の言葉も言えない
今日は恵山国道を走り恵山〜鹿部町〜大沼公園に
大沼公園付近で車泊の予定
8時30分頃宿を出て湯の川温泉を眺めつつひたすらに恵山国道を走った
道中は右に奇跡岩ゴロゴロの海岸、左側には山並が
至る所に海抜の表示が有った低い所で海抜3.5m、高い所て海抜8m
国道沿いの民家にはコンブの干し台と 地面石の上でコンブ干場か見られた
メチャンコ広いコンブ干場が有ったのて立ち寄る
近くに居た親父さんに撮影の許可を願ったらドンドン撮れと言われた
親父さんの話しでは コンブ採りは1週間後解禁だけれと
俺ん所は海で養殖しているので解禁を待たなくてもOKだとか何とか言ってゴザツタ
コンブの上に在るロープのの話しを聞いたらこの辺は風が強い為
風に飛ばされない様にの事だった
コンブ下、石の大きいのは細かいとコンブに付着するからダッテ・・
あれこれと話を聞いていると親父さんが小屋(大きなコンブ作業場)に来いと誘われた
小屋では奥さん、お爺さん、お婆さんが昨日干したコンブを加工していた
お婆さんが足でペタルを漕ぐと上側の軸が回転する その軸にコンブの
根元を巻き付けロール状に
ロール状になったコンブ籠に入れる
次の工程は奥さんがロール状のコンブを戻しながら幅揃えの為両端をハサミで
両端を切られたコンブは再度巻きなをし
次はお爺さんがコンブの間に定尺板を入れて折りたたむ
一連作業の手早い事 言葉が無い
折りたたまれたコンブは箱に詰められ コンブ組合で等級検査に
その後家に持ち帰り乾燥し出荷との事
親父さんに事細かな説明を受けた
その間親父さんは何もせず工場入り口付近でデーンと椅子に座り
タバコを吹かしていた姿が印象に残る
コンブ干し撮り、作業の説明等々のお礼を親父さんに言ったら
チョツト待つとれと言い 奥さんに2階から・・・どうのこうのと話した
奥さんは2階に上がり袋にコンブを入れて持ってきた
親父さんはその袋を受け取り
オイ三河の衆、土産だ持って帰れと言い渡してくれた
再三貰う義理の無いことを伝えたが強引に持たされた
ブラーと立ち寄り、コンブ干し撮りだけの旅人にドッサリの土産
瞼が熱くなって来た・・
住所、電話番号等々を尋ねたら、そんなの必要無いダッテ・・
恵山国道を更に進むと漁港が
漁を終えた多くの漁船が・・
この漁港は海抜4メートルダッテ
潮が引き岩が海面に出ている
船の中から魚を取り出し箱に入れ軽トラに乗せ
素早く魚の大きさに分けて計量
計量の早い事・・
出荷用の箱に詰め込む
先に進み海岸で休憩 岩場てコンブ採り棒を持った漁師
流れコンブを採っていた
漁師さんに写真を撮っても良いですかと聞いたら大きな声でダメの一言
時すでに遅く画像はカメラの中に・・・
山の方にもガスが架かったり
沖合もガスで観えない
数秒で景色の変化
港の内側でも観えない
こんな景色を北海道へ来てから何回拝んだか
いい加減止してくれと
想う様になって来た
ひたすら走り「道の駅・なとわ・えさん」に続きます