このところ、お寺の暦代ご住職のお墓を洗わせていただく機会が増えました。
ご住職にすると、そこは自分もいずれ入るお墓であり、お寺の歴史でもある大切な場所です。
しかも、どれもかなり年代もので傷みも進んでいるようなお墓が多く、力技でゴシゴシすればいいってものでもないのです。
表面が剥離していたり、ぱっくり割れていたり、傾いていたり。
なのに、長い間に付着したカビやコケの厚くて固いことと言ったら・・・取ろうと試みたものしかわからないですよね。
今回洗わせていただいたのは、津久井の長成寺様の暦住墓です。
「家をいじる時には、まずお墓の手入れをするといい。」との教えに従い、本堂立て替えのこの機にお墓のリフレッシュをすることなったそうです。
このお寺は、文安3年(1446年)に開山し、長い歴史があるものの、100年もの間ご住職不在で檀家さんに守られてきたお寺です。
現在の藤井弘範和尚がいらした時は、広大な敷地(ひとやまお寺の敷地のようです!)の草刈りから始め、現在の状態になるまで、沢山のご苦労があったそうです。
では、特別に落慶式前の未公開本堂をお見せしちゃいましょう!
この本堂が・・・
素敵ですよね~木の香りがしてくる気がしませんか?
今年は午歳本開帳なので、新しい本堂と、本尊如意輪観世音菩薩の胎内の子観音も拝観できます。
桜の季節や、ツツジの季節は山がピンクや朱色に染まり、とてもいいところです。
夏には、お寺の脇に流れる小川で蛍をみることもできますよ。
それでは、公開したことのないたけしょう作業風景をご覧ください!
全体 凄い!
高圧は使用しないことが多いのですが、今回はあえて使用しました。
次に、お石塔の厚いコケをふやかすために、ビニール等で密封していきます。
完成!
外柵や土留めを洗浄!
一晩おいて、朝~~
今度は、ひとつずつビニールを外しながら洗っていきます。
洗いは終盤に。今度は土をならします。
沈んだ石塔は、地ならしして据え直し。
砂利を敷いて固めます。
防草土を敷きならします。
しっかり踏みならし、完成!!
ぜひ、最初の写真と見比べてください!
メインのお石塔をお見せしましょう!
両サイドは・・・
いかがですか~~~?
時間を追ってみると、結構面白いでしょ?
丁寧にコツコツ洗っていくのが、たけしょうの安心安全のクリーニングの秘訣なのです。
実は、石を傷めないよう、様々な工夫があるんですよ!
古いものを洗う時歴史が流れるようでイヤとおっしゃる方がいましたが、ご覧いただくと伝わりやすいと思いますが、本来の石の色を取り戻し、見えなかった字彫りも見え、劣化の進行を遅らせる効果もあるんですから、キレイにするのはいいことだとアタシは思うのですが、いかがでしょうか?
仕上げにはコーティングをしました。
こんな古い石にコーティング??と思われた方!実は、「雨」は石の劣化を進め、汚れの原因にもなるのです。
ですから、今回は石の風合いを変えずに自然色仕上げのコーティングを採用し、割れたりはがれ落ちた石を接着した後に丁寧に塗布し、吸水率を抑え、汚れ防止と石の延命化にも一役かってもらうことにしました。
駐車場から見上げると、この墓所が明るくなって見違えました。
最後に、この墓所から見える寝観音様をご覧ください♪
「子供を育てるには最高の場所だよ。」とご住職がおっしゃってましたが、終の住処としても最高の場所だと感じたあきねえです。
ご住職にすると、そこは自分もいずれ入るお墓であり、お寺の歴史でもある大切な場所です。
しかも、どれもかなり年代もので傷みも進んでいるようなお墓が多く、力技でゴシゴシすればいいってものでもないのです。
表面が剥離していたり、ぱっくり割れていたり、傾いていたり。
なのに、長い間に付着したカビやコケの厚くて固いことと言ったら・・・取ろうと試みたものしかわからないですよね。
今回洗わせていただいたのは、津久井の長成寺様の暦住墓です。
「家をいじる時には、まずお墓の手入れをするといい。」との教えに従い、本堂立て替えのこの機にお墓のリフレッシュをすることなったそうです。
このお寺は、文安3年(1446年)に開山し、長い歴史があるものの、100年もの間ご住職不在で檀家さんに守られてきたお寺です。
現在の藤井弘範和尚がいらした時は、広大な敷地(ひとやまお寺の敷地のようです!)の草刈りから始め、現在の状態になるまで、沢山のご苦労があったそうです。
では、特別に落慶式前の未公開本堂をお見せしちゃいましょう!
この本堂が・・・
素敵ですよね~木の香りがしてくる気がしませんか?
今年は午歳本開帳なので、新しい本堂と、本尊如意輪観世音菩薩の胎内の子観音も拝観できます。
桜の季節や、ツツジの季節は山がピンクや朱色に染まり、とてもいいところです。
夏には、お寺の脇に流れる小川で蛍をみることもできますよ。
それでは、公開したことのないたけしょう作業風景をご覧ください!
全体 凄い!
高圧は使用しないことが多いのですが、今回はあえて使用しました。
次に、お石塔の厚いコケをふやかすために、ビニール等で密封していきます。
完成!
外柵や土留めを洗浄!
一晩おいて、朝~~
今度は、ひとつずつビニールを外しながら洗っていきます。
洗いは終盤に。今度は土をならします。
沈んだ石塔は、地ならしして据え直し。
砂利を敷いて固めます。
防草土を敷きならします。
しっかり踏みならし、完成!!
ぜひ、最初の写真と見比べてください!
メインのお石塔をお見せしましょう!
両サイドは・・・
いかがですか~~~?
時間を追ってみると、結構面白いでしょ?
丁寧にコツコツ洗っていくのが、たけしょうの安心安全のクリーニングの秘訣なのです。
実は、石を傷めないよう、様々な工夫があるんですよ!
古いものを洗う時歴史が流れるようでイヤとおっしゃる方がいましたが、ご覧いただくと伝わりやすいと思いますが、本来の石の色を取り戻し、見えなかった字彫りも見え、劣化の進行を遅らせる効果もあるんですから、キレイにするのはいいことだとアタシは思うのですが、いかがでしょうか?
仕上げにはコーティングをしました。
こんな古い石にコーティング??と思われた方!実は、「雨」は石の劣化を進め、汚れの原因にもなるのです。
ですから、今回は石の風合いを変えずに自然色仕上げのコーティングを採用し、割れたりはがれ落ちた石を接着した後に丁寧に塗布し、吸水率を抑え、汚れ防止と石の延命化にも一役かってもらうことにしました。
駐車場から見上げると、この墓所が明るくなって見違えました。
最後に、この墓所から見える寝観音様をご覧ください♪
「子供を育てるには最高の場所だよ。」とご住職がおっしゃってましたが、終の住処としても最高の場所だと感じたあきねえです。
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