墓石クリーニングの女

お墓と向き合うことで『大切なもの』を日々感じながら、あつく生きる女…それが、アタシ。

ハスニ小の夏!日本の夏!

2013年07月24日 | つぶやき
ハスニ小学校は、板橋区の団地街にあるちっちゃな小学校です。

周りを大きな公営住宅に囲まれていて、その建物ができた頃にマンモス化したおとなりの「蓮根小学校」への対策として、「蓮根第二小学校」が誕生したようです。

ウチの子供達が、奈良県橿原市から転校してきたのは、長男が小4,次男が小2、三男が入学する年でした。
その頃から、小学校の選択性が導入され、アタシは道を一本隔て2つの小学校が隣接している違和感を感じながら両校を見学に行きました。

驚くことに、その2つの学校はまるで印象が違って…と言うより、ハスニ小の雰囲気が昔の、私が子供の頃通った田舎の小学校のような、暖かさと生徒の無邪気な笑顔が残る学校だったのです。

アタシは、すぐに子供達を通わせる学校を決めました。

実はうちの長男は、三年まで通った奈良の小学校では、校長室に呼び出された回数がダントツだった生徒でした。
今でいう、多動性障害だったのかもしれませんが、その頃はただの落ちこぼれ扱いでした。

学校帰りに、田植えをしたばかりの田んぼにカブトガニを見つけ、捕まえようと足を突っ込みヒックリがえって泥だらけになったこともあります。
あの時は面白かった~~!帰宅すると、絶対後ろを見せないんです。靴も履いてなくて、足がドロ長靴を履いてるようになってるし。
怪しい!と思って背中を見ると…体の前後を真っ二つにしたように、後ろ半身がドロ。
ランドセルから教科書を取り出し、全部洗って干すと、辞書のような厚さの教科書になり、一年間それを使いました。
それだけなら笑い話だけど、田植えをしたばかりだったことがまずかった…
学校に苦情が来て、校長室行きです…

こんな子でもハスニ小に入ってからは、校長室に呼ばれることもなくなりました!

だって、ビオトープに落ちる子は毎日…とまで行かないけど、珍しいことじゃないし。

カエルを帽子に忍ばせて授業を受けても、蝶々を追いかけて始業ベルに気が付かなくても、笑い飛ばしてルールを納得できるように教えてくれるいい先生と出会えました。



そんなハスニ小には、父兄の手作りビオトープがあります。

校庭には芝が一面敷き詰められ、緑一色のステキな学校です。

そして、毎年「学校DEキャンプ」というお父さんお母さん主催の楽しくハードな一泊二日のスペシャル行事が行われます。

今年も夏休み早々にその行事が開催されました~~~!!

今年は、ビオトープの中に「たんぽぽハウス」ができました!
屋根の上に日本たんぽぽを咲かせ、黄色に染まったその屋根の下でおしゃべりしたり自然観察をできたら…と作られた、夢のある小屋です。
こうゆう面白いことを思いついちゃうオヤジが、ここにはまだ生息しているんです。
そして、そんな企画に乗っかちゃう人が集まる。
夢をカタチに変える力を持っている人がいる。
そんな話を、「やりましょう!」とGOを出しちゃう校長先生がいる。
そして、子供達がはしゃぎ回り、何ができるかワクワクして集まってくる。

これって、今時、すごいことですよね。

たんぽぽはまだ花を咲かせていないけど、お隣の蓮が見事な花をつけて祝ってくれています。

そんなビオトープで、お祝いのライブも出来ました!!



ハスニ小のステキな夏の始まり…

レポートしました!

ハスニビーチ(あの垂れ幕は3年前にアタシが描いたものです!)




うんてい側ではスライディングボールキャッチ。体操マットで作ってます。


滑りすぎてオーバーランしてプールにポチャする子も


こちらは、ビーチフラッグ。二人で競いあい、熱くなってます!




的当て。水風船を的に当ておとします。写真は的が全部落ちた後だった…遅かった~


反対側では、たんぽぽハウス記念ライブの準備中です!




音を出すと、この通り。子供達がワラワラと集まってきて、勝手なリクエストをしてくれます。


写真は、ビオトープの主バルサンとじょに~竹中♪ウクレレおじさんのくまちゃんは休憩中。




そして、ライブスタート。ハープ演奏と綺麗な歌声が校庭に響き渡ります。


次は、じょに~竹中♪
写真撮れなかった~~!

ラストはすっかり暗くなりムード満点の中、たんぽぽハウスの功労者であるこのお二人。jijiさんとyoukoさん♪


最後には、全員で学園天国を歌うと、一年生が前に出てきて運動会で踊ったダンスを披露してくれました~!




お泊りをしないで帰宅する子供達を、校門で見送りました。
「夏休み楽しめよ~!」
「宿題早く終わらせろよ~!」
などと話しかけるアタシとハイタッチをして、ニッコリ笑顔になって帰っていきます。
「バイバ~イ!またね~!」
「おやすみ~~!!」
この時間がとても嬉しかった。
4年も前に自分の子は卒業し、アタシを知っている生徒はもういなくなって、「このおばさん誰?」って思ってるはずだけど。



ここでノビノビと少年期を過ごしたウチの三人も、今では大学生と高校生。

親と口をきかないとか、何を考えてるかわからないとか、そんな悩みをアタシにいだかせることなく…
うるさいくらいおしゃべりで単純明快な三人。
今ではキャンプのスタッフとしてお手伝いしてくれたりもして…
ただ、勉強が嫌いってとこだけが困りものだけど…
ま、雑草のように逞しく、純朴な青年になったからよしとしようって思う母です。

子供の時、ワハハといっぱい笑って大きくなった子は、人を傷つけるような大人にはなりませんよ~~!!
↑アタシの持論。テスト済み (・ω<)

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