今度は
アンディ・ラウの「三国志」 を見ました。
アンディ扮する『趙雲』が主役のアレですね。
いや、面白かったです。面白かったと思う。歳行ってからの白髪混じりのアンディの渋さときたら
たまらんです。(ずいぶんラストじゃないか)
でも「三国志」ぽくなかったなぁ・・・
どこがどう、って言うわけではないんだけど、三国志だという事を途中忘れて見てました(笑)
三国志っぽくなくても面白かったです。つかあえて三国志じゃなくても良かったのではという気も。
それはそれとして、蜀(趙雲)が主役なのに、楽しめたのはひとえに
呉 成分が皆無だったことでしょう。
呉を無理やり絡めて落とし所に
って言うのが無いと、こんなにも広い心で蜀を視られるのかとゆー事実を
ひしひしと感じさせてくれる一本です。(そこ?)
関羽がちゃちいのと、孔明が案外小汚いのにびっくりしました。その分なのかなぜか張飛がイケメン担当という謎。
・・・で、アレは「三国志大戦の周瑜さま」で合ってますよね? (笑)(笑)(笑)
趙雲→長坂→赤壁で「軍師殿、お迎えに参りました!」→以下略
演義ベースを連想してしまい、
・・・コチラを読んで、観なかった事を残念に思っています(泣)
もっと感想を聞きたいです!
大戦、横山先生とか蒼天も含めると9人くらいいます。。。
ヘタに呉が出てきてたら、私の中のこの映画評価は地の底に落ちていたかもしれません(笑)
趙雲がラスト、関羽・張飛のセリフを回想してる場面では映画館で独りで号泣でした……
都督、言われてみれば! この特徴だけなら完全に周瑜さまじゃないですか!!
忠犬みたいな部下がいましたね。あれはもしかして蒙(自主規制)
こちらはきっと思う存分「蜀サイコー孔明バンザイ」な展開なんだろうな・・・
と、私も思ってました。
アンディ好きなので見ただけであって、アンディじゃなかったら見てない気がします。
(オマエやっぱり三国志ファンじゃ無いな)
かなりオリジナリティあふれまくるストーリーでして・・・
趙雲のファンはどうなんでしょうか。この趙雲を認められるのかな―。
カッコいいんですよ。でも「白銀の鎧も凛々しい紅顔の美少年」っていうのじゃなくて
常山の田舎から『ひと旗上げたれ!』と出てきた「かっぺ」って言う感じなんです・・・
最終的にはロマンスグレーのセクシーなジジイになるんですが(そればっかだな、私)
曹嬰という、曹操の孫娘が出てくるんですが、彼女が「長い黒髪の美人、戦場で楽器」で「都督」なんですよね。
もうね、どこからどう見てもこれ周瑜さまよね?って(笑)
ちなみにWolfinaさん?の周瑜さまです。目尻に朱を差してるとことかも…(笑)
飲みながら!(いつになるんだろう・・・)
呉絡みの部分はまるっとバッサリ切られてましたよね(笑)赤壁ですら!(笑)
おかげで心安らかに見られました。
関羽と張飛の息子たちも結構イケメンでかわゆうございましたね。
…呉が絡んでないとこんなにも(以下略
忠犬(笑)確かに・・・
でも見殺しにされてましたよ?!でも忠犬蒙蒙なら
「大都督に殺されるのなら悔いはありません!!」
ぐらい平気で言うかな(笑)
趙雲主役の漫画『雲漢遥かに ― 趙雲伝』ってのも、赤壁で呉を丸無視でしたけどね。赤壁後に周瑜出しちゃう金曜ロードショーより、いっそ清々しいかも(笑)
趙雲の吹き替え、レックリの諸葛亮の人みたいな記憶が?往年のデブゴン、サモ・ハン・キンポーが出ていて、声も昔と変わらず水島裕でした。
しかし彼のことを説明しても、全く娘たぬき達に理解されませんでした(世代ギャップ……)。
もう別物として、鑑賞しました。
ところで……
ホームズ物のワトソン、舞台・ラジオドラマをはじめ各種映像化されていますが、原作以上に矮小化、道化者扱いが多かったようです。
演義のお笑い担当の我が敬愛する方、そっくりに(泣)
私の好きなNHKでも放映されたグラナダテレビ版では、そんな今までのワトソン像を覆し、まるっきり対等ではありませんが従来よりずっとパートナーとして描かれました。
そしてかの映画では、ホームズと立場が逆転(笑)
明末期(←なんとなく…)が舞台、ぐらいでよかったんじゃ・・・
もしくは、三国時代のある兵士の物語、とか。
重大な出来事すべて端折った感じ、ですよね。
自分と関係ないところで大事は決定されて、自分はそれに従うだけ、まあ詳しいことは解らないけど、
みたいな
庶民視点で進んでたような・・・。
それはそれでイイと思うんですよねー。
でも趙雲は「庶民視点」じゃないクラスの人だとおもうんですよね。。。
ところで・・・金曜ロードショー赤壁後に周瑜出す?って???
え?周瑜様、赤壁後も生きてましたけど……
どういう意味でしょうか???たしかに短いですが。あれは「生きてたうちに入らない」とか?!Σorz
横山三国志原作ながら絵柄もストーリーもまるで改変してあった金曜ロードショーでは、第一部で赤壁やったんですが、全く周瑜が出なかったんです。指揮を執るどころか、名前さえでず。
その続編の第二部は、赤壁戦の直後から始まったのですが、そこから唐突に、周瑜(池田秀一)が登場したのです。孫権の妹・麗花姫の幼なじみで密かに姫を想ってる設定。しかも姫は劉備にラブ。もう余命幾ばくもないと華ダに宣告されてて、案外呆気なく死んじゃいました。
悲劇の貴公子ってことで。
ようやく理解しました。
そういえば私も第一部見たはず…二年ほど前にレンタルで。
周瑜出なかったんですね。記憶にも無いということは、
よほどつまらなかったんだと…(笑)
二部の可哀想すぎる周瑜さまは、 私の初恋の周瑜さまですね!
片想いだわ薄命だわ、呉国太には恨まれるわ、孔明にもバカにされるわと
あんまりすぎる悲劇的貴公子でしたが、 すべてのカットが美しすぎるんですよ……(笑)
あの美しさにごまかされました(笑)
あの周瑜さまがいなかったら、今の私はいません。