ぶら~り相模の国

信州生まれの勘太郎、のんびり人生

マルコス元大統領の故郷

2012年12月27日 | Luzon島
昔を思い出しています・・・・・

マルコス元大統領の故郷は フィリピンのルソン島北部の
ILOCOS NORTE (北イロコス州 Norteとは北の意味)である。

生まれた家はSarrat(サラット)町、そして実家はBatac(バタック)町にある





約30年前に業務でIlocos Norte州の自治体に電話交換局を設置する
Projectで 州都Laoag(ラオアグ)市周辺の町を調査した・・・・・・
当時は全国でも電話局のある自治体は僅かで 北イロコス州のSarrat町や
Batac町も無電話の自治体であった!!!!
写真は北イロコス州の庁舎でLaoag市にある。



マルコスの生まれた町はSarratである・・・・ここは母の実家である。
当時 交換局を設置するために 町長に場所の提供を運輸通信省の
役人と二人で交渉していた・・・・

町長はこちらが日本人とわかると 戦争当時の日本軍の話を始めた!!!!
小学校の校庭で軍隊が点呼をしていた様子などを話してくれた・・・
また その日は郵便局長の葬儀があり参列してほしいとの依頼で
式に参列した記憶が残っている。

この北イロコス地方ではそれほど反日感情はなくて 帰りには日本軍が
残した軍票を手渡してくれた思い出がある!!!!
生家は保存されていて 観光客も訪れる。









マルコスの実家はBatac町にある・・・
当時訪れた時は すでに町内の道路は立派なコンクリートで舗装されていた!!!!
ただし電話はなかった・・・
実家は資料館として 生家と同様に保存され観光客が訪れている!!!








また Batacの隣のPaoay(パオアイ)町には 北のマラカニアンと呼ばれる
贅沢な別荘がパオアイ湖の近くにある・・・





パオアイ町には世界遺産に登録されている サン・オウグスチン教会があり
多くの人が訪れている!!!!





北イロコス州のほとんどの自治体は調査で歩いた・・・
Sarratの南にあるMarcos町の地名はマルコスに因んでつけた町名である。
この町も無電話だったので 電話局を設置した・・・

その後 この地方を何度となく訪れて現地の人々と接したが みな逞しく生活している!!!
コメント
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