今年も信濃の国の信州軍と遠江の国の遠州軍が領土を
争う両国の国盗り綱引き合戦が10月27日に
長野と静岡の県境兵越峠で今年も繰り広げられた!!!
そして県境が1メートル移動した。
詳細は下記の「南信州新聞」記事を紹介します・・・
飯田市南信濃の「信州軍」と浜松市水窪町の「遠州軍」が、互いに
“領土”を懸けて争う「峠の国盗り綱引き合戦」が27日、長野・静岡の
県境にある兵越峠(標高1168メートル)で繰り広げられた。
互角の熱戦となったが信州軍は惜しくも敗れ、静岡県側に3メートル
張り出した国境は1メートル戻された。通算成績は17勝15敗。
飯田商工会議所遠山郷支部などが主催。陣羽織姿の牧野光朗飯田市長と
鈴木康友浜松市長が大将を務め、女性2人を含む10人が綱を手に
3本勝負に挑んだ。
1本目は遠州軍が序盤で引いて有利な体勢を作り判定勝ち。2本目は
互いに譲らず2度引き分けとなり再々試合に突入した。
選手の疲労を考慮し、綱がセンターから30センチ以上動かない場合は
引き分けというルールをやめ、少しでも綱を引いていれば優勢勝ちと
する新ルールに急きょ変更した。
再々試合も互角の均衡した接戦に。信州軍は必死に綱を引いたが、
最後は遠州軍の粘りが勝り優勢勝ちし、2本目も遠州軍勝利で勝負が
決まった。信州軍は昨年から2連敗となった。
熱い戦いを繰り広げた両軍に、会場からは大きな声援が送られていた。
試合後選手らは握手をして健闘をたたえ合った。
静岡県に3メートル食い込んでいた「国境」の札は長野県に
1メートル移動し、鈴木市長によって木槌で打ち込まれた。
遠州軍キャプテンの山本功さん(45)は「昨年から連勝できて
素直にうれしい」と喜び、「県境を越えて小さな町同士が頑張っている姿を
見せていきたい」と話した。
信州軍綱引き部長の山﨑久孝さん(54)は「今日は本当にいい勝負が
できた。32回の歴史に残る。観客には一丸となって戦う両軍の魂を
感じてもらえれば」と語った。
初めて観戦したという静岡市の佐藤克己さん(66)は「見ている
こちらも力が入るような素晴らしい試合だった」と両軍をたたえていた。
(以上南信州新聞の記事から)
近くの南信州遠山郷には斜面に集落が集まる日本のチロルと
命名された「下栗の里」がある。
争う両国の国盗り綱引き合戦が10月27日に
長野と静岡の県境兵越峠で今年も繰り広げられた!!!
そして県境が1メートル移動した。
詳細は下記の「南信州新聞」記事を紹介します・・・
飯田市南信濃の「信州軍」と浜松市水窪町の「遠州軍」が、互いに
“領土”を懸けて争う「峠の国盗り綱引き合戦」が27日、長野・静岡の
県境にある兵越峠(標高1168メートル)で繰り広げられた。
互角の熱戦となったが信州軍は惜しくも敗れ、静岡県側に3メートル
張り出した国境は1メートル戻された。通算成績は17勝15敗。
飯田商工会議所遠山郷支部などが主催。陣羽織姿の牧野光朗飯田市長と
鈴木康友浜松市長が大将を務め、女性2人を含む10人が綱を手に
3本勝負に挑んだ。
1本目は遠州軍が序盤で引いて有利な体勢を作り判定勝ち。2本目は
互いに譲らず2度引き分けとなり再々試合に突入した。
選手の疲労を考慮し、綱がセンターから30センチ以上動かない場合は
引き分けというルールをやめ、少しでも綱を引いていれば優勢勝ちと
する新ルールに急きょ変更した。
再々試合も互角の均衡した接戦に。信州軍は必死に綱を引いたが、
最後は遠州軍の粘りが勝り優勢勝ちし、2本目も遠州軍勝利で勝負が
決まった。信州軍は昨年から2連敗となった。
熱い戦いを繰り広げた両軍に、会場からは大きな声援が送られていた。
試合後選手らは握手をして健闘をたたえ合った。
静岡県に3メートル食い込んでいた「国境」の札は長野県に
1メートル移動し、鈴木市長によって木槌で打ち込まれた。
遠州軍キャプテンの山本功さん(45)は「昨年から連勝できて
素直にうれしい」と喜び、「県境を越えて小さな町同士が頑張っている姿を
見せていきたい」と話した。
信州軍綱引き部長の山﨑久孝さん(54)は「今日は本当にいい勝負が
できた。32回の歴史に残る。観客には一丸となって戦う両軍の魂を
感じてもらえれば」と語った。
初めて観戦したという静岡市の佐藤克己さん(66)は「見ている
こちらも力が入るような素晴らしい試合だった」と両軍をたたえていた。
(以上南信州新聞の記事から)
近くの南信州遠山郷には斜面に集落が集まる日本のチロルと
命名された「下栗の里」がある。