今世界でゴミ問題が問題になっており、特にプラスティック
のごみが海底にまで影響を及ぼして魚に害が及びそしてそれが
人間の食生活に深刻な問題となっている!!!
この問題を国連機関が指摘していて、プラスティックごみの
半数をアジアの5か国が排出していると云う・・・・
以下現地マニラの邦字新聞の記事を転載します。
国連環境保護計画(UNEP)は5日の「世界環境デー」に合わせ、
フィリピンなどアジア5カ国が世界のプラスチックごみの約半数の
発生源になっていると指摘、改善を勧告した。
UNEPは英ジョージア大のジェンナ・ジャンベック助教らの
2015年の研究を引用し、フィリピンは中国などに次いで世界で
3番目に多い6230トンのプラスチックごみが1日で発生、
その81%が適切に処理されず海や川の汚染の原因になっているとした。
適切に処理されていないプラスチックごみの最大の排出国は中国で、
その量は約2万トン。次いでインドネシア、比、タイ、ベトナムが多く、
プラスチックごみの主要な発生源と名指しされている。
一方、約3万8千トンのプラスチック製品を消費する米国や、
同約2万トンの日本は、ごみをほぼ100%回収し、一部を
再利用するなど適切に処理しているとした。
フィリピンの環境天然資源省は3日の声明で「環境保護と同時に雨期の
衛生対策にもなる」としてプラスチック製品の使用を控えるよう呼び掛けた。
マカティ市など首都圏の一部では条例でポリ袋や発泡スチロール包装を
禁止している。
しかし禁止が進んでいないマニラ市ビノンド地区を流れる
水路エステロ・テラレイナなどでは水路脇の住民らが投げ捨てたポリ袋や
ペットボトルが水面を覆い尽くし悪臭を放つ。5日付英字紙トリビューンによると、
首都圏の自治体職員は主に川沿いの不法占拠住民らが川にごみを
不法投棄していると指摘している。 (まにら新聞)