甘藍の御殿で瑠璃色衣装着て
夜盗蛾パックリ狩る蜥蜴様
川土手の石にひっついてる猫の
気持ちわからぬ夏の夕闇
ホソムギの凛と伸びゆく細き葉の
先まで見ゆる夕焼けの空
甘藍の御殿で瑠璃色衣装着て
夜盗蛾パックリ狩る蜥蜴様
川土手の石にひっついてる猫の
気持ちわからぬ夏の夕闇
ホソムギの凛と伸びゆく細き葉の
先まで見ゆる夕焼けの空
阿武山はふるさとの山
かんちゃんのループシュートが稜線を這う
体開き左に強いパスを出した
タクムの7が輝いている
たくましく大きく強く速くなった
二ヶ月ぶりの君かけぬける
PKをバチッと止めて
首ふって長髪なおしている りくと君
お通しの菜の名わからず問いければ
答えは壬生菜わずかに辛き
イカ納豆 置かぬ寿司屋にゃ行かないっと
決まり文句で もう一皿じゃ
蕎麦強く つゆも立ちたる大梶の
割子五枚で出雲ごきげん
皿持って 買いに行くんよ
お好みはパリッとせんでもうどんがええんよ
琴引の舞茸天と
濃口のつゆがよく合う一福の蕎麦
一夜干かみしめながら
二点目のトワのゴールを思い出してる
博多なる牧のうどんの汁吸いて麺増えゆくを
ひたすらに食う
米子駅二階の隠岐のイカ丼は
割子も付いて言うことぞなき
三口まで微妙なれども
じわじわと名古屋に染まるあんかけスパかも
梅干でココロの隙間埋めておいて
ぶっかけうどんのみこむとするか
八丁堀福屋の裏のサンカレーは
水を飲まずに上あごで食え
コバタクのグランデヴィオラ広島が
YAJINのごとくヒビキわたれり
カンジらがなぜか何度も歌いだす
心にいつも 紫の花
「本当に優勝したよ」
ハルキ君のかっぱの向うセレモニー見ゆ