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Retro-gaming and so on

時空の花嫁

暇つぶしにgoo blog内を検索したりしてるのだが。

意外とレトロゲーム関係のブログ、と言うか記事はなかなか引っかからない。
同好の士ってのが少ないんだよなぁ。
まぁ、当然か。生粋のゲーマーだったらレトロゲームをプレイするよか今現在の最先端のゲームをプレイしたがるだろう。
結果、レトロゲームファンってのは実は数が限られるのだ。
そして、その中でもRPGを記事として書く人は尚更少ないのだ(アクションゲームとかだと、僕はヘタレ過ぎて手も足も出ない・苦笑)。

そんな中、この記事を見つけた。
おお、RPGだ・・・!
でも工画堂?正直不安しかない(笑)。


オープニングを見る限り、結構面白そうなのは事実である。
だが。しかし。
ちと調べてみたら、やっぱ1 vs. 1のRPGなんだよなぁ。パーティプレイじゃないのだ。
そう、このゲームは1988年に発売になったようで、オリジナルはPC-8801なんだけど、ドラゴンクエストから2年も経った時でもPC-8801のRPGってのは圧倒的にソロで旅をするゲームばっかだったのだ。
だから今プレイするとするとかなりツラい。やる気が出ないのだ。
言っただろ?PC-8801のRPGってのはドラゴンクエストを基準にするとダメなゲームばっかなんだよ(笑)。あのPC版ロードス島戦記が1988年発売で、そうするとゲーム性とかクオリティで勝てるわけがないのだ。
今の基準で考えるとロードス島戦記はクソゲーに近い。しかし、PC-8801のRPG市場の殆どが「このレベル」だとすると。ドラゴンクエストよりも全然ダメなロードス島戦記が何故に当時のPCユーザーに喝采を持って受け入れられたのか、と言うと市場に出てたRPGがダメなゲームばっかだったから、と言う、まるでセガのマーケットを見るのと同じカンジだったのがよく分かるのだ。
ちなみに、前にもチラッと書いたが、工画堂は当時、PCゲームでのグラフィックでは定評があった。しかし、1988年、つまりファミコンのドラクエ発売より2年経ってもこの程度の、ゲーム性には疑問符が付くゲームしか「出せなかった」のだ。従って、ゲーム屋として考えると・・・・・・あとはよそう(笑)。あとは実際プレイした人々が判断すれば良い。
コンセプトは面白そうな故、つくづく残念ではある。

なお、時空の花嫁は現在、ProjectEGGの方で公開/販売されている。
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