このブログ読んでて全くその通りだ、とか思ってたんだけど。
PS. ここんとこgoo事務局の嫌がらせがエスカレートし、なんでこれが?とか、今さらこれ?って言いたくなる記事が次々やられてます。ほんっとヒマな連中w こっちはそれどころじゃないからほっときます。
そうなんだよな。エロの基準、ってのがサッパリ分からん。
こうも曖昧だとエロゲの記事が書けんのだ(笑)。
なんつーの、いい加減アメリカ基準でエロがこれはいい、とかアレはダメ、とか止めればいいと思ってんだけど。
エロがダメなら経済はいつまでも上向かねぇよ。人間の原動力はエロなのだ。
ちなみに、僕も記事が一本、公開停止に追い込まれてる。
さて、往年の80年代のアメリカのゲームでは。Apple IIのピンボールコンストラクションセットからはじまって☓☓コンストラクションセット、って言うゲームを出すのが流行っていた。
今で言うと「ツクール」シリーズか。何らかのゲームを作るゲーム、ってのがある程度市民権があったのね。
そんな中。1989年。何とGirlfriend Construction Setなるゲームが出てくる。文字通り「彼女制作セット」ってワケだ(笑)。
その公開停止に追い込まれた記事に一応書いてあったんだけど。
多分想像付くと思うんだけど、アメリカのソフトってあんまエロゲとかないんだよ。
そもそもモロダシのエロビデオが観れる社会なので、PCソフトにエロが求められないのね。そこで展開される「エロ」ってのはどうしても不完全なモノ、だと彼らの目には映るわけだし。
往年のエロビデオも「主演女優」らしいのがいるわけでもなくって、とにかく2時間とかで色んなFuckが観れる、と言う。アメリカってそういう質より量の世界なんだよな(笑)。彼らが得意なのは物量作戦で、エロに携わるメンタリティとか無いんだよ。圧倒的にマテリアリスティック。
そういう状況だったんで、ネットが普及した後に彼らが日本製のエロゲを見た時ビックリしたわけね。モロダシ不可能だからこそ異常と思える程エロのシチュエーション作りに心を砕いてるエロゲに衝撃を受けるわけだ。それで今は日本製のエロゲをHENTAI GAMEと呼び、マニアを生み出す事と至ったわけ。
いずれにせよ、かつてのアメリカはそういう背景があった為、エロゲが仮に出てもその殆どはマテリアリスティックだったのね。もう「裸が見れる」だけでオッケーで、だから「ストーリーのあるエロ」なんかは発達せんで「ストリップポーカー」みたいな直接的な・・・日本で言うと野球拳的なゲームしか売れなかった。
ホント、エロゲに関して言うとアメリカのソフトウェア市場じゃ殆ど無かったわけ。
まぁ、そんな中でこのGirlfriend Construction Setが出てきたんだな。ぶっちゃけ知らんかった。たまたま最近目にしたソフトウェア、なわけだ。
このゲームで最初にやることは「彼女を制作する」事。まずはこんな無機質な画面が出る。
まずはプレイヤーキャラクタの名前を入れる。
次は彼女の名前を決める。
綾瀬はるかに従ってharukaにした。
っつーのも、ネット検索した限り、彼女が一番巨尻だったからだ(笑)。
顔は趣味じゃねーんだけど、尻フェチらしく尻のサイズが大きかったから選んだ名前(笑)。
っつーかこの後何があるかは大体想像つくだろ?
さて、次に「彼女の顔」を選ぶんだけど、ここからが大変なのね。
実は、プレイヤーは最初に50ポイント与えられる。これは「彼女の初期パラメータ」に振り分けられるんだが。
実はこの「顔」も得点制なワケ。
グラフィック見れば分かると思うんだけど、同じゲーム内なのに、「彼女」の顔グラのクオリティが全然違う。0番とか1番とか、「ふざけんな」ってクオリティだし、10番はやたら気合が入ってる。
そう、実はこの「番号」ってのが得点を表してるんだ。つまり、10番を選ぶと10ポイント消費されちゃうわけ。逆に0番を選べば得点を消費せず別のパラメータに多めに得点を振り分けられる。
となるとかなり悩ましいんだよね〜。グラフィックが好みだから、と言って高得点をここで振り分けると後がツラくなるわけ。
でも俺は10番を選ぶぞ(笑)。僕は実はメンクイなのである。
さて、ここで彼女の肢体情報を入れる(笑)。そう、何故に綾瀬はるかとか芸能人を選んだか、と言うと公式プロフィールを持ってこれるんだよな。自分で考えるのメンド臭いじゃない(笑)。
そして、ここで困った事が起きる・・・このゲーム、アメリカ製らしく、身長・体重・その他モロモロの値がメートル制じゃないのだ(笑)。身長、バスト・ウェスト・ヒップサイズは全てインチで入れなきゃならなく、かつ、体重だとポンドなんだよ(笑)。
しょーがねぇから綾瀬はるかのボディサイズをインチやポンドに変換して入力する・・・しかし、それもある意味ペナルティ込み、になるのだ。
ここを「テキトーでエエんちゃうの?」で入力すると、この「ボディ情報」が良いボディからダメなボディへと10段階で判定され、またまたポイント消費されちゃうんだな(笑)。
どうやらアメリカ人の観点から見ても綾瀬はるかのスリーサイズを含むアレコレは高評価らしく、なんとここで9点も使わされてしまうのだ(笑)。
要するに、ナイスバディだから、と言ってそうそう喜んでもいられねぇんだよ(笑)。
まぁ後で修正が可能なようなんで、取り敢えずこのまま進んでみる。
色々と「彼女」のパラメータを設定して完了、となるが。
顔とボディラインに関しては既に解説した通り。
他は
- Dress:「彼女」のファッションセンス。0がダサく、10がイケてるセンス。
- Trust: 「信頼性」。要するに浮気症かそうじゃないか、って事。0だとヘーキで男性(つまり貴方だ)を裏切るし、10だと身持ちが堅い。
- Jealousy: 「嫉妬深さ」。0だと嫉妬深く、10だとそうでもない。
- Personality: 「人格」。0だと意地汚く、10だとフレンドリーな性格。
- Mood: 「雰囲気」。0だと陰鬱な雰囲気。10だと幸せそうな雰囲気。
- Friends: 「社交性」とでも訳せばいいのか。「彼女」の友人やプレイヤーの友人と上手くやれないタイプだと0、そうじゃなければ10。
- Marriage: 「結婚願望」。0だと極めて高く、10だとそうでもない。
- Sex: Hに対して。0だと処女だが10だと野獣状態。
とまぁ、こうやって設定していよいよゲームスタートだ。
ゲーム画面は極めてシンプルだ。
一番左は「デートリスト」、つまり「彼女」とどういうデートをするか選ぶ項目。
内容は次のようになっている。
選択出来る「デートプラン」は40種類。ここからデートプランを選んで、「彼女」に電話して、約束を取り付ける。
「彼女」のタイプによっては気に入らないデートもあって、その場合は断られる。
ステータスチェック画面だ。ゲーム進行によってデート成功でステータスが変動するらしい・・・良く分からんが。
「電話」画面。「デートリスト」でデートプランを選択した後、「彼女」に電話する。ここで彼女が賛成すればいよいよデートである。
もう画面が非常にシンプルである。ホントにエロゲなのかこれ(笑)。
一番上でデートのシチュエーションが説明され、下でプレイヤーの行動を選ぶ。
彼女とスタジアムにやってきて、3塁側の居心地が良いボックスシートに座った。はるかは席を離れ、ホットドックと飲み物を買ってきた・・・・・・20ドル払った。
んで、アドベンチャーゲームっぽく選択肢を選ぶんだけど、上手い具合に選ばないと「デートが失敗」するのだ。
メンドくせぇ(笑)。
ぶっちゃけ、全然デートが成功しない。結果相変わらず文字だらけの画面ばっか見てて、本当にエッチなシーンが出てくるんだか出てこないんだか分からん(笑)。
でもgoo blog的にはそれでいいんだろ(笑)。下手にエロシーンが出てきて、その写真を載せちまえばまた公開停止だからなぁ。
だからここで突然このゲームに関しては終わった方が良いのだ。
・・・っつーかな。
やってて思ったんだけど。あれ、このゲーム何かに似てないか?と。
そう、あのENIXの東京ナンパストリートそのもの、に近いのである。
Tokyoナンパストリートはパソコン黎明期の頃のエロゲで、タイトルの通り女の子をナンパしてエッチにまで持ち込むゲームである。
が。
実はデートモードって言うゲームもあり、そこではデート相手の女の子を「自由に設計」して、デートを楽しんだあとエッチに持ち込むのだ。
まるっきりGirlfriend Construction Setと同じである。
うん、マジで同じだ(笑)。
Tokyoナンパストリートは1985年発売のゲームだが、その4年後に似たようなコンセプトでIBM-PCに登場したのがGirlfriend Construction Setだ、と言う。それだけの話である。
結果ね。上にも書いた通り、エロゲで言うと、如何にアメリカよりも日本の方が先進的だったのか、ってのが良く分かる事になってしまった・・・まぁ、Tokyoナンパストリートのグラフィックもアレだが、Girlfriend Construction Setみたいに文字だらけじゃなく、グラフィック主体のゲームになってる辺り、やっぱり日本ってエロに関しては先進的だったのね、って良く分かる話である。
以上。オシマイ。