命のカウントダウン2(健康余命820日)

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マイナス30度の世界

2024-01-23 03:05:15 | 日記
今週、今冬最強の寒波がやって来るそうです!!
私、マイナス30度の世界を2度実感したことがあります。
北海道、それも旭川当たりではそんなに珍しいことではないかもしれませんが
本州では、普通にはありえないほどの稀な体験だと思われます。

そんな体験談をば披露させていただきます。
一度目は貧乏学生だった20歳前後の頃でした。高校からの親友だったK君と、栂池スキー場に1月の後半でしたか、行く事にしました。出発前から大寒波が来ると予想されていたので、お互いに寝袋を2つずつ、その上にダウンジャケットも持って、万全の対策を施して出発したつもりでした。勿論、有料の高速道路などは使用せず、一般国道で「北極星を左斜め前に見て進め!」という強烈にアバウトなナビゲーター(私です)の指示で、それでも何とか目的地にたどり着いたのです。

朝に出発して、高速道路を使わないので、到着したのが午後10時前でした。半日以上掛かって何とか着いたのは良いけれど、寒くて寒くて・・・・お金がないので、エンジンをかけてヒーターをオンにすると、ガソリンが減る。そうすると帰りのガソリン代が無くなるという状況でした。それで、ダウンジャケットを着こんで、寝袋を二重にして寝込もうとしたのですが・・・・寒くて寒くて・・・・車の窓の内側には氷の花のアラビアっぽい花模様が目に見えて成長していくのです。そのうちに息まで苦しくなって来ました。「あかんで、このままじゃ死ぬで!エンジン掛けようや!」「でもな、エンジン掛けたらガソリン減るで!帰れへんやんか。」「それでも死ぬよりましやろ!」というようなやり取りがあって、漸くエンジン掛けて暖を取りました。次の日の夜も寒くて、車中泊は出来ないと判断して、全く知らない同年代の男性団体と「友達」になって、「迷惑かけへんから押し入れに泊まらせて!」と、安酒を交わした挙句に強引に交渉して二人で押し入れの上下に泊まりました。青春の苦く愉しい記憶ですね!!

その次のー30度は、御岳の名古屋市民休暇村に泊まった時でした。この時も大寒波で標高1350mの休暇村が凍り付きました。翌朝、百台以上止まっていた車、すべてが始動しませんでした。唯一動いた所長のでっかいバッテリーを積んだジムニーに一台ずつ繋がせていただいて、何とか生き返って始動して動き始めました。自動車って、動かないと唯の鉄くずなんですよね。ほんと、実感しました。=30℃って別世界なのだなとも思いました。本州では想定外の世界なのですねぇ。それ以降は、せいぜいー20℃までしか体験しておりません。

今冬最強の寒波が来るとの事で思い出した凍り付いた世界でした。石川県などで避難されている方々にとっては、寒波は身に応えると思います。ご自身の身を守ることが最優先課題です。何とか生き延びてください。日本国民の皆があなたの味方になろうと思っています。何とか凌いでくださいませ。よろしくお願いします。





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3 コメント

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京都は底冷えしますけど (camper)
2024-01-23 08:59:20
京都は底冷えするし、出町柳から北は比叡下ろしがきついけど、でもまぁ、-4℃くらいですよね。せいぜい。-30℃は、別世界ですよね!!息するのが辛いです。
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私も京都人 (camper)
2024-01-23 08:54:48
190333inunekoさんコメントありがとうございます。私も京都人、配偶者も京都人です。
私の生家はは四条室町の繊維問屋で、小学校から高校までは左京区下鴨東北園町で育ちました。配偶者は現木津川市相楽の出身です。(京都人は木津町は京都と認めないかも!)
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Unknown (190333inuneko)
2024-01-23 08:25:50
私は京都人、マイナス4度でも凍りつきそうなのにマイナス30℃は街中大混乱になりそうな
遊園地でマイナス30℃は体験したことありますが心臓が止まりそうでした(笑)
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