27日の記事で「インフルエンザ大流行の兆し」なんて甘い事を言っておりましたが、現実には既に大流行に突入してしまっている様です。
このグラフを見てください。モデルナ社の「新型コロナ・季節性インフルエンザ・RSウイルス リアルタイム流行・疫学情報 」
以前の表と変わりないようにも見えますが、天に向かって突き上げる様に伸び続けている灰色の線。それが今シーズンのインフルエンザの新規陽性者数。グラフの先端を右に辿ると・・・定点当たりの患者数が、既に90人近くになっている事が分かります。
厚生労働省は27日、全国約5000の定点医療機関から22日までの1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者が、1医療機関当たり42.66人だったと発表した。前週比2.24倍で、警報の基準(30人)を超えた。としていたのですから、それから数日で再度2倍以上になっていますね。第51週全国最高の大分県(82.64)を全国平均で超えちゃった様です。予想通り全国真っ赤になっちゃいますね。
陽性率も「うなぎ上り」60%を超えているようです。
昨日は、日曜でした。情報が入って来る奈良県各地の休日診療はパンク状態だったそうです。そして、今日は30日、今後年末年始で診察してくれる医療機関が非常に少ない時期です。
そして、インフルエンザに隠れる様に新型コロナ感染症もジワジワ増加しています。
上記のインフルエンザ陽性率60%の陰性40&の中には新型コロナ陽性の方も10人に一人程度混じっておられる印象です。そして、今後確実に増加します。
皆さま、先ずは、自衛してください。現在でも休日診療所などの医療機関はパンク状態にあります。これ以上感染者を増やさない様努力してください。
具体的に言えば、感染したくないと思われる方、ご家族に感染弱者がおられる方は、初詣など、人ごみに出ることを避けてください。もし、どうしても行くと言われるのであれば、十分な防寒対策と、不織布マスクの着用は必須だと考えます。君子危うきに・・・と言いますけどね。皆さま君子ではないですからねl。
いくら感染予防していても、意識の低い方が訪問してきたりして、掛かってしまうことはあるでしょう。アセトアミノフェンは常備したいですね。
様子がおかしいと感じたり、ぐったりしたりされたら、迷わず医療機関を受診してください。救急車を呼ぶことも間違っていないです。インフルエンザで亡くなる方、年間数万人おられるのですから。
兎に角、この年末年始、大雪も警報出ていますが、インフルエンザ、隠れて新型コロナなどの感染症も警報鳴り続けています。油断することなくお過ごしください。医療機関はパンクしております。医療崩壊:医療砂漠状態だと思われます。自衛してくださいませ!!
🎵😄前川清 with 渡辺香津美【東京砂漠】
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