今日の出来事

一生懸命に毎日を生きる子どもの姿。そして、そんな子ども達に寄り添う、先生たちの思いを綴ります。

延期となりました。

2015年11月24日 | 今日の出来事
 今日、2歳児の子供達が楽しみにしていた大根掘りへ行く日でしたが、昨日からの雨の影響で畑の土が柔らかくなっており、大人でも長靴を履いても足が土に埋まってしまうという事で、後日改めて行くことにしました。

 せっかくおにぎりとリュックを持ってきていただいたので、それを持って○○公園へと行き先を変更することに。

 登園した○○くんに「今日ね、畑の土が柔らかくて足が埋まってしまうから、別の日に大根掘りへ行こうと思うんだ」と話すと怒った顔をして首を横に振るのでした。それはそうですよね。前から楽しみにしていたんですものね。

 楽しみにしていたのに行かれないことがちょっと残念な様子…お母さんが出かけた後、普通に振る舞っていたものの、気分はちょっとブルー…。その気持ちを受け止めてもらいたかったようなのですが、私は△△くんを抱っこしていて(三連休明けという事もあり、ちょっと甘えたい気分の△△くん)、**先生も他のお友達を抱っこしていて…。

 どうしたら甘えを受け止めてもらえるか考えた○○くんは…。急に私の所へ来て「お腹がいたい…。」とつぶやくのでした。「トイレに行く?」と聞いても首を横に振って「行かない…。」と。恐らく、お腹が痛いのではないんだろうなぁと思ったので…。

 私:「今日ね、畑の土が柔らかくて中には入れないんだ。お天気のいい日に行こうと思っているからね。
    お腹痛いの?」

 ○○くん:「うん…」

 私:「今日ね、リュックとおにぎりを持ってきてもらったから、大根掘りは行かれないけれど、それを持って○○公園へ行こうと思っているんだけど、お腹が痛かったら行かれないかな…。」

 ○○くん:「……。」

 私:「○○公園へ行くときに「スペシャルなものを持って行って…」って、##先生(担当職員)に伝えたんだけどね、お腹がいたいと行かれないかなぁ~?」
   ※「スペシャルなもの」と耳元でささやいたのです。

 ○○くん:(スペシャルなものと言った瞬間、目が輝いて…)
      「スペタル(スペシャル)」

 私:「そうだよ。(耳元で)スペシャルなものを持っていくんだ。」

 ○○くん:(ニタ~ッと笑い、急に笑顔に!)

 私:「どう?○○公園へ行ける?」

 ○○くん:「○○公園!!」

 私:「うんそうだよ。どう?お腹痛い?」

 ○○くん:(首を横に振りながら)「痛くない~!」

 私:「あぁ~、良かった!じゃぁ、スペシャルなものは公園に着いてからのお楽しみね💛」

 ○○くん:(大きくうなずいて…。私の後ろに回って背中に抱きつくようにおんぶしてきました。)

 私:「じゃぁ、○○公園へ行こうね!」

…という会話が繰り広げられました。と~っても可愛いですよね💛私も心が暖かくなりました。