ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-10-11 01:02:08 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

S(サディスト)・後藤、いいキャラに
なってきましたね。

カステラがぶり!!!


土佐のどつきコンビ、S(サディスト)・後藤と弥太郎
は、龍馬を支えるために活躍しています。

今回は、高杉晋作の最期を
じっくり描いています。

が、前回あれほどの緊張感で交渉成立。
そのまま、
土佐やS(サディスト)・後藤の
葛藤、大政奉還の困難さ等に
向かうのかと思ったら

ほんとにタイトル通りの内容。

ちと、物足りない

うん、伊勢谷友介はがんばってたよ。
あの喉がチギレそうな咳は
聞いててつらい。

そして、粋な美学を通していくのかと
思いきや、志半ばの悔しさから
号泣する姿の方がリアルでよかったです。

きっと、人生で「役目を果たす」
という意味合いを龍馬自身に
重ねて描くため

また、死によって新たに志を
受け継ぐ決意を描くためだったのでしょうが

ちと、描き方が長くて間延びしたような
と感じました。

うん、伊勢谷友介はがんばってたよ。
「僕の役目は終わりました」
なんて言いながらも、
未練いっぱい伝わってきましたし。

あああ、もうしんどそう、
ほんま、もう寝といて~
とつらさが伝わってきましたし。



(あたしの出番は?)


さて、出番の少なかった
晋作を看護していたおうのさん。

下関の芸者さん。
港町の芸者さんらしく、気取りがなく
愛嬌もあったが、浮気っぽかったとのこと

晋作が亡くなった後、まだ若く美しい
おうのさんが、他の男のものに
なって亡き晋作の名を汚してはいけないと
伊藤俊輔らが、説得して尼さんに
してしまったとか。

なんか、長州らしいね、どこまでも
理想主義

次回はいろは丸事件。
船の衝突って・・・つい最近も・・・。

今週の龍馬さん

2010-10-04 12:55:14 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

今回のお龍さん、可愛かった
帰ってきた龍馬さんに
人目もはばからず、ニャンと飛びついて。

そういう、はしたなさは
当時の男には嫌われていたんでしょうが
龍馬さんは可愛くて可愛くて。

そういえば、けんかをした時
泣いて仲直りしよっと言ってたのは
龍馬さんの方だったとか


他にも、今回は見所がいっぱい、
見応えありました。

長崎商人の利を取るしたたかさ。

弥太郎とお元の奇妙な共有感。

そして、S(サディスト)・後藤。

悪役に存在感があるとドラマが締まります。
また、色んなところで演出が光ってましたねぇ。

掛け軸の虎とS(サディスト)・後藤とを重ね合わせて
いたのは面白かったです。

獰猛で貪欲な土佐の虎を
龍がどのように扱うのか
会談への緊張感がたかまります。


(あたしは獰猛なクロラブ。はぁ~)


そして白刃の中での会談。

もちろん、龍馬さんとS(サディスト)・後藤の
やりとりにも集中させられました。

S(サディスト)・後藤の青木崇高の気迫ある演技。
ほんとに「にやり」と悪く笑える数少ない役者やわ

青木崇高は自分の出演のない日にも
見学にきて、このクライマックスの為に
体重も10キロ増やして、貫禄をつけたとか。
あのもみあげも、勉強熱心の現れでしょうか

また、お元と弥太郎の表情がよかったです。

「ぶっ壊れたらいい」と言っていたお元の
目の前で、まさに世の中の仕組みが
ぶっ壊れる瞬間を目の当たりにしているのです。

そして「こんにゃろぉ、またしても
俺にはできん事を」と、嫉妬と憧れの
入り混じった悔しさの表情。

弥太郎は、龍馬さんが可愛さあまって憎さ百倍ですから。


そして、ここで、ですか
当の会談現場にいた人も
びっくりでしょう。
龍馬さんのひとすじの涙。

交渉が成立し、緊張が緩んだ安堵の涙か
やっと土佐の身分制度の呪縛から
解放されたという涙か

今までの龍馬さんの結晶のような
涙で、しかも静かできれいでした。

今まで、さんざん下士の龍馬さんにコケにされ
今回も自分よりも上手をいく交渉術に飲み込まれ
面白くなかったS(サディスト)・後藤も、
この涙には心が動いたのではないでしょうか。

だって、このタイプって
優越感をくすぐられると弱いタイプだと思うよ

さてさて、あっさりと将軍になった
慶喜の事は放っておいて
(本当は色々本人がごねていたらしい)


次回は
「おもしろき
こともなき世を
おもしろく・・・」
あの辞世の句ですね

今週の龍馬さん

2010-09-27 15:09:09 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

初実戦、初勝利
よかったですね、亀山社中のみなさん。

以前のブログで、
高杉はなんでいっつも着流しやねん

とつっこんでいましたが
「いつも着流しで、剛胆ですなぁ」
という理由でしょうかねぇ?

三味線弾いて戦場を歩いていたのは
ほんまですか~??
まぁ、かっこいいのでよしとしましょう

それに比べて、戦場から遠い大阪で
甲冑着込んでいる慶喜には
「重いのにご苦労さん」ですね

それにしても弥太郎は材木売りで得た
お客様視点の商売はどこへ
行ったのでしょう?


いつも自分の先を飄々と(弥太郎には
見える)歩いている
龍馬さんが、自尊心を傷つけて
許せません。

お元が
「坂本さんにかかわる人は、心がざわめく」
と表現したのは、きっと女だけではなく
男もそうなんでしょうね。

「みんなが笑って暮らせる国を作るぜよ」

「薩長が手を結べば、幕府を倒せるきに」

ありえない、おめでたい事を
しれっと口にする(弥太郎的表現)

だけど、そうなるかもしれない
可能性を感じさせる。

そんな人間は「人たらし」
と言われ、一歩間違えれば
大詐欺師なのかも


今回の「大政奉還」も
武力で脅しをかけて
幕府に迫るという具体策は
ひょっとしたらという希望を
高杉達にもたらします。


(うそついちゃ、いかんぜよ)


さて、冒頭、グラバーさんが
三菱商会に拾われたとありました。

21才で来日したグラバーは
やり手の商人で、製茶の買い付けと
不動産業で一躍、トップ商会になります。

また、不安定な日本経済と
幕府と西南諸藩の力関係を見比べ
いち早く薩摩に近づき御用商人となります。

その後、薩長の力が伸びるのと同時に
武器商人として暗躍、力をつけます。

グラバーが調達した武器は
鳥羽伏見の戦いで薩摩軍が火を
吹かせ、更に戊辰戦争が
もうけのチャンスとブーツの軍靴を
売りさばきます。

しかし、戊辰戦争後、
大量輸入した武器の在庫を
さばききれず、明治3年倒産。

それでも、明治政府の高官となった
当時、グラバーの援助を受けていた
志士達に助けられ、
三菱財閥のブレーンとなります。

面白いのはビール会社を設立し、
そのビールは「ラガー・ビール」
として知れ渡ります。

そう、ラベルは麒麟。

頭が龍で、体が馬の神獣。

以前、TV番組
「やりすぎコージー・都市伝説」
で、このマークは龍馬を表したものと
紹介してましたが

おお、こんなところでつながりますかぁ~

と一人、興奮していました

グラバーは日本人女性とも結婚し、
73才で永眠するまでの52年間を
日本の動乱とともに生きた人でした。

次回はS(サディスト)・後藤とどうやって
和解していくのかです。

龍馬暗殺の黒幕はS・後藤か、薩摩か、長州か???

今週の龍馬さん

2010-09-21 11:47:25 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

龍馬さん、龍馬さん、いいんですか?
霊山と敬われている女人禁制の霧島に
お龍さん連れて行っても。

龍馬さん、龍馬さん、いいんですか?
天の逆矛、勝手に抜いちゃって。

と、せこい現代人の私は思っちゃいました。

お龍さんの男装、
真木よう子は日本髪より
普通におろしている方が美人ですねぇ。

実はどうも、真木お龍になかなか
なじめない私なのです。

最後に龍馬さんを見送るシーンも
まるで武将を送り出す奥方のようですが

う~~ん、お龍さん、ちがうなぁ。

龍馬の仕事には無頓着でも

雄龍が好きで好きでたまらなくて
無鉄砲で仰天行動に出る雌龍。

それが龍馬さんには、また可愛くてたまらん

というイメージだったので、

例えば、龍馬さんにはいいとこ見せたいので
きっちり送り出した後、密かに
物を蹴飛ばして寂しさを
紛らわしてたりしてたら
私の中で好感度アップなんちゃって。


お龍さんと言えばお元さん。
こちらはお龍さんのようにシンプルでは
ありません。
複雑な境遇のせいで蔵太の告白を
素直にキャピっと喜べず
未練、罪の意識、感謝、自責、不安などが
織り混ざります。

自分に2重にも3重にも嘘をつかなくては
ならない彼女の複雑さが、
ますます芸妓として魅惑的にさせるのでしょうか。
さすが、蒼井優でした。


(あたしはいつもシンプル)


さて、倒幕への扉を開いた龍馬さん自身でさえ
時代の流れをくい止める事ができません。

「戦をせんと言うのなら、舞台から降りてもらう」
という西郷の最後通達のような言葉。


龍馬さんは重大な方向を決断する時は
必ず剣で素振りするんですねぇ。


このままでは、フランスとイギリスの代理戦争で
どっちが勝っても、列強に日本はばらばらにされる。

勝敗がついた後、それを防ぐ為の
方向を示さなければ、
・・・そう、ワシが!
との思いが
「舞台から降りるわけにはいかんのじゃ!!」
との言葉になったのでしょう。


これからが、正念場。
大悪人、坂本龍馬はまだまだ
駆け抜けていきます

今週の龍馬さん

2010-09-13 07:56:17 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

パンパカパーン
今回は結婚お披露目の回でしたね。

龍馬さんが今までのヒロインを呼ぶ時
「かぁお(加尾)」と、少し幼さがあり
「佐那さま」と、距離感がありましたが
「お龍」と短く呼ぶ声は
もう、一人前の自信を持った男
の響きがあります。

お元さんとお龍さんの火花もありましたね。

お元さんのやんわりとした嫌み
わざとらしい詰めより

あー、こわいこわい


(けんかこわいよぉ)


さて、この前後の龍馬さんの
足跡を追うと

1月22日薩長同盟成立
  23日寺田屋襲撃
  24日伏見薩摩藩邸
  29日京都薩摩藩邸
2月29日京都出立、乗船
3月1日大阪着
  5日大阪出帆
  6日下関泊
  9日長崎着
  10日鹿児島着
  17日塩ひたし温泉
  29日霧島登山
4月8日日当山温泉
  12日鹿児島着

のんびりしたのは、京都の薩摩藩邸での
療養と、日本初の新婚旅行の時だけでした。

後はいつも、船を使って東西奔走。
今回の長崎でのシーンも
これを見ると1日だけの事ですね。
(長崎着→亀山社中→グラバー邸で麻雀&高杉と面会
→引田屋→小曽根邸→翌日鹿児島着)
ほんま、忙しい人です。

薩長同盟の波紋も描かれていましたが、
土佐の容堂公はすでに「過去の人」
として生彩を欠いて、
返り咲こうとしてもすでに遅し

慶喜に至っては、もう、あれは
慶喜じゃありませんからカット。


乙女姉さんに新婚旅行の様子を綴った
手紙なんかも送っている、龍馬さん、
よっぽどのんびり、楽しかったようですが

次回は「霧島の中心で○○を叫ぶ」龍馬さんですね。

今週の龍馬さん

2010-09-06 13:11:45 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

今回有名な、寺田屋事件なので力が入ってましたね。
お龍さんも、熱演でした。

でも、私が一番気に入っているシーンは
弥太郎が土佐へ帰る後ろ姿を
カメラが引いて撮っているところ・・・・
で、こけるところ

もちろん、フィクションですが
冒頭、龍馬さんが弥太郎に
時代の動向を語るシーン。

いつもの龍馬さんと違います。
幼なじみに語るには
凄みをきかせ、教え諭すような。

弥太郎を納得させて帰す為に
いつもの愛嬌でごまかさず、
また、弥太郎自身の生き方も
指摘します。

弥太郎の並外れたエネルギーは
役人の使い走りで終わらせては
いかんちゃ~と、幾重もの
人生を見取った今の龍馬さんだから
言えた言葉。

画面では、窓からの逆光で
龍馬さんは日差しの中に立っています。
目の前の事で精一杯だった
弥太郎にとって、数段も成長した男が
まぶしいと映ったかも。

そして、弥太郎は迷い、こけながらも
自分の方向を歩き始めたんですね~。

そう、冒頭は心情と絵がリンクしているようで
感心しながら見ていたのですよ。

さて、話はお龍さんとの絡み、
襲撃を受けての大脱走
死線をさまよう龍馬さんと
緊迫した流れで、次回へ!と。
うまい!!NHK。
助かるのは判ってても、また見ちゃう


(「ほりー、夫婦になるがじゃ」「あい」)


政略やら、根回しやで、政治家の顔
が多かった西郷も、やっぱ侠気の人だねぇ。
「坂本どんを、助けろ!」と瞬時に号令。

西郷さんの事はほとんど知らなかったので
ちょっと、読んでみると
島流しに2回もなったり
君主の死に後追いしようとしたり、
またまた、藩に取り立てられたりと、
波乱万丈であったようです。

天敬愛人

西郷さんの生涯の信念が
この4文字に凝縮されている
そうです。

また、機会があれば読んでみようかな?
西郷さんの面白い本があれば、
教えてくださいな

もう、慶喜については徹底したピエロ役なので
変化が出たら、感想書いてみます

さて、来週も天下の大悪人(既成権力から見れば)
龍馬さん見るぞ!

今週の龍馬さん

2010-08-30 13:38:04 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

桂小五郎も、龍馬さんも立派になったなぁ~。

♪出会った頃は~、こんな日が~
来るとは思わずにいた~(by杏里)

黒船を一緒に見たのは、龍馬が19才
小五郎21才。
この頃小五郎なんて茶屋女と顔に落書きして
遊んでましたよね。


あれから13年。
小五郎は一国を代表して
「僕は長州を背負って来ているんじゃ!」
と、悲痛な表情をしています。

そして、薩摩に懐疑的な小五郎は
何のバックも持たない
一介の浪人に全信頼を託します。

国と国の密約に何故、地位も権力もない
ただの1個人が必要なのか
理解できない西郷も、
龍馬さんの最期の一文の提案で
納得します。

あの小松帯刀でさえ、目頭を熱くしていました。
はい、私も

歴史の教科書では
「薩長同盟が成立」の一言ですが、
それまでの長い道のりと多くの死。
たった一日京都に居るだけで
サバイバルで、死線を乗り越えて
結ばれたのですね。


(できれば逃げ出したい、ほりーちゃん。動物病院にて)

一気に歴史の表舞台に立った
龍馬さん。
ブラックリストの上部に
載った事にもなります。

次回は寺田屋事件。
お龍さんの活躍の伏線が今回ありました。

普通、あんな別れを言われたら
泣いて耐えるか、
「それでも待ってるわ」と望みをつなぐか。

加尾さんも佐那さんもそうでしたよね。

ところが、龍馬さんには
「あなたの役にたちたい!」
と、一緒に走ろうとする女は初めて
だったのでしょうね。

もう、ハートの導火線に火がつきました

次回、浴衣姿のセクシー龍馬さん。
え?普通セクシーなのは
お龍さんの入浴シーンだろって?

あのピストルを撃つ
名場面も

今週の龍馬さん

2010-08-23 13:26:53 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

来週のタイトル
「薩長同盟ぜよ」

え?土佐弁ですか?
何故?今になって?
ノリですか?

最後の驚きが、インパクトありましたわ。


さて、今回は、長次郎、悲運の最期。

亀山社中の台所を預かる身としては、
少しでも身入りの方法をと
した事が、仲間達にボロボロに
罵倒されます。

その気持ち、主婦なら分る
いろんな支出を削っても

・だって~部活で要るんだもん。
・だって~勉強で要るんだもん。
・だって~・・・・・

電気はつけっぱ、クーラーかけっぱ、
「メーターはどんどん上がってくのよ!きぃ~

・・・というようなもんですか~?



しかも一番痛いところ、
「ニセ侍!!」とぐさり。

志も、仲間に理解されない
孤独でゆらいでしまいます。


「私利私欲があっては志ではないきに!」

そう言う、龍馬さんにも私利私欲はあります。
高杉と語る
「世界中を回りたい」という夢。

夢を叶えるために、努力するのは
素晴らしいことです。
でも、公の夢と個人の夢とが
あり、前者を「志」というのでしょうか。

長次郎はもっと「夢」を
仲間と語り、仲間もそれを受け入れ
「志」をともにする事ができたら
よかったのでしょうか?

「志」が上で個人の「夢」が下なんて事ありませんもん。

目的を持った集団が、その目的の為に
個人を不自由にしてしまう。
いつの時代でも。


(あたしの夢は目の前のパン!)


そして、長次郎の密航事件。


悪魔のささやきをした当のグラバーでさえ、
衝撃を隠せませんでした。

西洋的思考では個人の「夢」は
追いかけて当然なのに
最悪の結果で、グラバーは
日本人を考え直さざるを得なかったでしょう。

また、小曽根乾堂も
軽卒だった長次郎にか
縛るだけ縛ってかすめ取る幕府にか
怒りとも無念ともいえぬ
涙を流します。

名もなき一人だった
長次郎の死は、静かな波紋を
周囲の人に与えたようです。

ラスト、影膳をしながら
弔うシーンはなぜか
じんっときました。

さて、次回は
「薩長同盟ぜよ」

歴史に残る名場面ですね

今週の龍馬さん

2010-08-16 08:17:30 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

逞しく、かっこよくなりましたね。
龍馬さんの見所がいっぱいでした。


グラバーとの交渉をあんな目立つ方法で
ええのんかい。

密約の話をほんまに全部ばらして
ええのんかい。

高杉はいっつも着流しで
ええのんかい。

等、つっこみたくなる所は
ありましたが、
龍馬さん、やりましたね

おめでとう


(ママ、夏バテ気味やん)


さてお元さんとのシーン。

あ、さすが蒼井優と思わされたのは、
「私の全てですけん」
と、神への信仰を口にした時の
うっとりしたような、半ば狂信ともとれる
ような、あの表情でした。

もともと、つかみどころのない
雰囲気を持った女優さん。

最初は、芸者役?
艶っぽさはないけど、大丈夫か?
と思いましたが、こういう設定なら
彼女しかできないかもしれませんね。

そして最後に
西郷のあの一言。

印象的でした。

龍馬さんから、商談成立の手紙を読んで
「さかもと~」
と絞りだした一言。


ついにやってくれたか。

ついにやってしまったか。

どっちだったんでしょう?

まだ、薩摩弁のぎこちなさは
気になりますが、
西郷の大胆さだけではなく、
繊細さも出て、いいですねぇ。

そしてグラバーはこれからも、主要人物として
露出度が多くなりそうです。
グラバー役のティム・ウェラードさん、どこまで
食いついていけるでしょうか?

薩長同盟以外にも、
長州戦争、賠償事件、寺田屋事件、などなど
めまぐるしく色んな事がおきてくるので

あー、目が離せないわん

今週の龍馬さん

2010-08-09 13:33:30 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

久々の京都、懐かしい人物が次々
登場して和みました。

そして、フィクションで楽しませてくれましたね。
ぷち寺田屋事件。

原田泰三は怪演ですね。

あの酔っぱらいぶり。
龍馬さんの話を聞きすすむうちに
変化していく、血走った目。

また、寝込みを襲った時、
田舎剣法と見下されてきた
天然理心流が
都会(江戸)の人気剣法、北辰一刀流のトップ
と立ち合っていると知った時の、
あの殺伐とした喜びの顔。


そして龍馬さんも、実際に襲われて
自分は命がけの仕事をしていると、
覚悟を決めて行くのでしょう。


今回、龍馬さんとお龍さんの
距離が急速に縮まったのは、

恋の妙薬、「ジェラシー」ですね

そして、お龍さん、
なんともかーいらしー乙女になっているでは
ありませんか。

お登瀬さんから
「一人の女を幸せにする為に
生きるような男じゃない。
好きになれば、不幸になるよ」
と、ストップをかけられれば
余計に気になってしまうもんでしょう。


(瞳がびびっと急接近)


さて、追いつめられた西郷は
後戻りのできない決断をして行きます。

龍馬さんに一筆さえ持たせず
長州へ乗り込ませたのは、
まだ逃げ道を作っていたのでしょうが、
長州へ武器援助という事実を
残せば、もう、幕府に言い逃れは
できません。

そして、慶喜ぅ~

「長州討つべし!」と
最近同じセリフしかないやんか!

結局、各藩がなかなか動かず
翌慶応2年の6月に
ようやく軍が動くのですが
すでに1月には薩長同盟が結ばれて
いるので、幕府軍はぼろ負けとなるのです。

徳川幕府の特徴に
諜報組織があります。

あの「隠密」ですね。

現代でも、独裁国家では秘密諜報部が
恐れられていますが、250年徳川幕府が維持
できたことの一つです。

が、不思議な事に龍馬さんの動きは
この網にひっかからなかったと
いう事で、薩長同盟も確とした
情報が幕府に上がらなかったのです。

あと、一年薩長同盟が遅かったら・・・

もし、「土佐の脱藩浪士、坂本龍馬」が
ターゲットとなっていたら・・・・

歴史のマクロなタイミングと
ミクロのタイミング

不思議を感じざるを得ませんね。

次回はまたまた喧噪の長崎。
お元さんと急接近!?

天使のわけまえ 最終回

2010-08-06 11:15:12 | TV・コミック・映画
最終回、天使のわけまえ。

ずうずうしく帰ってきた和也(細川茂樹)と
結局、結婚する事にした
くるみ(観月ありさ)。

和也の息子、康太(野村周平)はそんな身勝手な
父親が許せなかったのですが
くるみの決心を受け入れるのでした。

でも、新生活に自分は邪魔になるのでは
ないかと、一人、九州の親戚に身を
よせる決意をしたのでした。

・・・・・・と、ストーリーは流れて行く
のですが、茶の間では
大人の邪推が入りますわよ。


思春期の男の子が、美味しい料理で
身の回りを焼かれたら
恋心のひとつやふたつ

父親を許せない気持ちと、
敵対心と複雑な炎がメラメラと。

民放ドラマなら、このあたりを
衝撃的に盛り上げるかもね。
まぁ、NHKなんでさわやかに


さて、ドラマは
九州行きのバスに乗り込む康太に
「あんたにお父さんあげる!
親子は絶対離れちゃだめ!」
と和也までバスに乗せてしまうくるみ。

ひとりぼっちになって、
泣きながら3人で食べるはずだった
ごちそうを、ほうばるシーンは
「おいしいものを食べてれば元気がでる。
元気がでれば、また明日から生きていける」
と、このドラマが一貫して伝えている
メッセージそのもの。

そして、このメッセージの元祖
くるみのおじいちゃん(大滝秀次)が
最後にいい顔で締めくくってくれました



元フレンチシェフの落合(佐藤裕基)の
中途半端なからみ方とか、
まだスタートしたばかりの
料理教室とか

ひょっとして、part2もあり?

な最終回でしたが
まぁ、さわやかに終わったんで
いいですかね。
NHKなんで


番組HPはこちら
http://www.nhk.or.jp/drama/wakemae/

今週の龍馬さん

2010-08-02 13:58:45 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

今回は、薩長同盟に向けて、動き出していく
緊張感を押し出していました。

その緊張感でこちらまで
胃の痛くなる思いでしたね~。



まだか、まだか、まだかぁぁ!

桂小五郎の苦渋の時間、なんと15日間。

メールも電話もない時代は
忍耐と、己の勘が今よりも数段
必要だったと思います。

それにしても、やっぱり
長州もんは「しゅっ」としてはりますなぁ



(緊張感な~し~)

そして、ようやく登場しましたね、
中岡慎太郎。
上川隆也の慎太郎は
「歯がキラーン」とした
熱血骨太志士です。

写真にも似ていますね~

龍馬さんも慎太郎も
今にも血管切れてしまうんちゃうか
という程、全身に力が入っています。

何の後ろ盾もなく、保証もなく
自分の身ひとつで、長州と薩摩という
時代を2分する藩を動かそうとしている
のですから、命のひとつ、ふたつは覚悟の上。

そう、「武市さんのように」と
二人の間には同じ思いが流れていました。

それとは、対照的だったのが、
三条実朝ら、貴族たち。

最初はこの突然の訪問者に
懐疑的だったのが
陸奥の説得??トークショー??が
すっかり気に入って
「お墨付き」を持たせてくれます。

朝廷貴族たちは徳川開府以来
「今後、詩歌に励むよう」と
政治の場から閉め出されてきました。

つまり、「何もするな。遊んでおけ」
という事です。

今回の「お墨付き」は
風雲で、政治活動に乗り出した貴族達でさえ
結局、自分達を楽しませてくれる者に
ほうびをやるという、
250年続いた貴族体質を表しているように
思いました。


そして、慶喜。

もう、脚本家のいいなりですね。
姑息な幕閣キャラ。

家茂は素直で誠実な青年だったようで
周囲にも気を使うので愛されキャラだったようです。

その家茂が大阪城で病死し、
慶喜が、15代将軍となるのですが
このままだと
「うわはははっ、俺が将軍だー!」
なんてセリフを言わされそうです


さてさて、次回は久々の京都。
新撰組、お龍さんと、賑やかになりそう

天使のわけまえ 第4回

2010-07-31 13:41:06 | TV・コミック・映画
ストーリーが楽しみなのか
料理が楽しみなのか

毎回見てます。
「天使のわけまえ」

今回は初の大仕事
結婚パーティのケータリングに
挑戦です。

しかし、当のカップルが
将来設計について食い違い
「結婚やめる!」というところまでに。

音楽への夢をあきらめて
就職するという彼。
自分の妊娠の為に、
あきらめさせたくない彼女。

「お金なんかなくってもいいんです。
たとえ、お腹の赤ちゃんと沈む事になっても
いいんです。」

ちょっとまったー

子ども育てるのにお金はいるんよ。
幸せになるのに
お金も大事なパーツだよ。
男より、赤ちゃんの方が大事やで。

と、おばちゃんはつっこみそうになったわ!!

でも、この後のくるみ(観月ありさ)の言葉がよかったんです。

「どんな生き方をしても、2人が互いを思う
気持ちがあれば、幸せになれるよ」

結婚に限らず、いえる事ですよね~。


「どんな生き方をしても、その気持ちがあれば
幸せになれるよ」

「その気持ち」は・・・人それぞれね!




さて、ケータリングは当日大ピンチに!
タイミングよく来た、元すご腕シェフ落合(佐藤裕基)に
一喝されます。
「俺はこーゆープロ意識のないのが一番嫌いなんだ!!」

ちょっとまったー

あんた、そー言うけど、
この人らかて一生懸命やってはんねん。
最初からプロなんておらんし、
ただ、方法がわからんだけやから
知ってるあんたが教えてやったらええやんか。

と、おばちゃんが思ってたら
ドラマの定番、プロの助けを借りて
仕事を成功させます。

この他にもおっさん(イッセー尾形)は故郷に帰るのか
婚約者(細川茂樹)とどうなるのか
など最終回に向けて盛り上がっていきます。

今回の料理はローストビーフ
オードブル、カナッペ、ちらし寿司などなど

番組HPはこちら
http://www.nhk.or.jp/drama/wakemae/

今週の龍馬さん

2010-07-26 14:17:52 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

今回は、薩長同盟のアイデアに至るまでの
龍馬さんの思考プロセスを見た気がしました。

高杉晋作との面会で
長州の新しい展望と、
それを実現する為の
一枚岩となった信念。

土佐ではなし得なかった藩の
理想像を見た思いがあったかもしれません。

また、自分たちに差し迫る
身の振り方の問題。

このまま薩摩の外人部隊として
雇われの身になれば
既存のシステムにどっぷりはまってしまいます。

自分達は目の前の問題をどうするべきか。

四苦八苦してカステラまで作っているのには
笑えますが、この試行錯誤はまさに
独立・起業家そのものじゃん!

・・・・と、そのへんはCBセミナーをご覧くださいませ。

で、ドラマに戻って
「わしらで日本を変える!」という
志だけではどうにもならんという
龍馬さん。

でもその前に食い扶持、という事ですが
ここで、壁にあたってしまうのも独立・起業家の常。

あれれ??

龍馬さんはビジネス書でよく起業家モデルとして
取り上げられるのは、こういうとこなんですかねぇ

ここで、カステラを作り続けて
「慶応元年創業・カステラ龍馬堂」
になってもまぁ、いいかもしれませんが
それじゃあ、何の為の同胞の無念の死か
わかんないですしね。



(パ・・・パンいただきます!!)


ドラマには描かれていませんが
龍馬さんは、横井小楠にも教えを受けています。

大局を見る、鳥の目ですね。

そうすると、色んな相関図が浮かんできて、
どこに自分が働きかければいいのかが
判ったんではないでしょうか。

相関図かぁ・・・これもアートでできるよね? なんちゃって

様々な、濃い新人物が登場してきます。

久々の慶喜なんて古い姑息な人物って
感じですが、前回にも
書いたように、

ちがうっ!ちがうからね~

天使のわけまえ 第3回

2010-07-24 12:47:34 | TV・コミック・映画
第1回目から見てきた
5回連続ドラマ「天使のわけまえ」

第3回目は
崖っぷち35才派遣OLくるみの
最大の理解者、おじいちゃんの登場です。
大滝秀治がもう、そのまんまの
自然体で、いいです

イスに、年寄り特有のだらんとした座り方、

おはぎをにぎにぎ、作っている間にも、
落ちたあんこを、ぺろりと拾って後始末。

あー、そうそう、と思い出すものが多々あるわけです。


このおじいちゃん、
「おいしいものを食べてれば、元気がでる」
という、信念を持って自身も生活しています。




そうだよなぁ、
美味しく食べれて、気持ちよくお風呂に入れて
あったかく布団で眠る事が
なんだか、難しい時代になっちゃったんだな

私は「食べること」を単に栄養補給とか、
腹に入れば、なんでも構わないという人を
見ると、どんなにいい人でも
「あ~、なんてもったいない、
人生の楽しみを知らないなんて」

と、酒のみが下戸の人を諭すような心境に
なってしまいます。

いらぬ、お世話か



さて、今回のメニューはきりたんぽ。

家で簡単に作れそう。
冬に挑戦してみたいです。

その他は、いわしの蒲焼き、煮物。
贅沢なお昼ごはんを食べてたなぁ。


ドラマはかくれシェフの登場だとか、
婚約者が帰ってきたりだとかで
騒がしくなっていきます。

番組HPはこちら
http://www.nhk.or.jp/drama/wakemae/

ぽちっとよろしく

人気ブログランキングへ