■シュウメイギクがゆらゆら咲いて、秋晴れの空に白が映えます。
■本日、室蘭に行って来ました。
■恵庭市の公平委員をしています。どんな委員かと言いますと、
市町村職員(教員)の方々が
・不利益な処分を受けた時に、公平委員に対し行政不服審査法による不服申し立てが出来る。
・給与、勤務時間その他の勤務条件に関し、公平委員に対して地方公共団体の当局により適当な措置が執られるべき事を要求することができる。
・職員が苦情相談することが出来る。
私は10年以上この公平委員をしていて、今日は事務研究会で、勉強してきました。
それと、視察場所は「北海道PCB廃棄物処理事業」の施設を見学してきました。
■PCBとは
毒性が社会問題化し、製造中止へ
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、絶縁性(電気を通しにくい)、不燃性(燃えにくい)などに優れた特性を有することから、トランスコンデンサといった電気機器をはじめ幅広い用途に使用されましたが、昭和43年にカネミ油症事件が発生して、その毒性が社会問題化し、昭和47年にPCBの製造は止められました。
そこで、全国に5箇所PCB廃棄物処理場が国の100%出資で出来ました。処理施設は新日本製鐵(株)室蘭製鉄所の敷地内に出来ています。
2005年から設計・工事が進められ2008年4月から本格始動します。1日1.8トンのPCBを分解するそうです。設備は完全なコンピューター作業で処理内部には人は入りません。今は始動に向けて、施設内に人が入り試験的な作業がされていました。始動開始してから、終わるのが8年後だそうです。とても勉強になりました。