『Chie's うぇぶ』-2

盛岡市在住のサッカー大好き じじぃです。
自分の好きな事を 紹介していこうと思います。

『万葉集をつくった男。』

2019-06-28 | 読んだ本

時代が 令和になったことで 出された本のようです。
最後のページに2013年 『言霊 大友家持伝。』として刊行されたものを改題、文庫化したものですと説明がありました。
この本の副題に(小説 大伴家持)とありましたので ちょっと眉唾物かと想いながらも 購入しました。
小説と付くと だいぶ作り話があるのかなぁって思っちゃいます。
じじぃはこの日本は 仏教の国じゃなく 神道の国だと思っております。
ただ こういう本を読むとたいてい 怨霊とか呪いだとか 非現実的なことが多く描かれます。
実際に陰陽師などという特別な存在もありました。
小説につけ ノンフィクションにつけ こういった非現実は 常にクエスチョンマークを付けて じじぃは読んでします。
この本も 何処までが本当の事なのか 作り話は何処なのかを考えながら読んでいました。

実際はどうだったかは よく解りませんが 『海行かば』 が 話のオチになっております。

海行かば 水漬(みず)く屍(かばね)
山行かば草生す屍
大君の辺にこそ死なめ
顧みはせじ

じじぃ、この『海行かば 』があるだけで この本に満足しちゃいました。