5月も半ばを過ぎ、空気は間違いなく夏に向かっているように感じます。道端や空き地には小さな赤い花、黄色い花が目立ってきましたが、その下で出番を待っているネジバナのことが気になります。そして、今年はそれ以上にニコンの新型APS-C判カメラの動向が気になっています。
所有しているAPS-Cサイズの一眼レフ、D5600がさすがに古く感じるようになったので、同じサイズの新型ミラーレス一眼に置き換えたいのですが、数年来、待てど暮らせど噂すら出てきません。順序からするとZ 50を買えばよいのでしょうが、発売が2019年というのがひっかかるところです。Z 50の後継機が出れば、レンズもZマウントに統一する契機ともなり、新しいマクロレンズで気持ちよくネジバナを写すことができるのですが…
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私には、ニコンはAPS-C判に非常に消極的に見えます。カメラはもちろん、レンズも少なく冷遇と言ってもよいように思えます。
このご時世、カメラに限らず、製造、生産がスムーズにいくとは思えないし、売れ筋のフルサイズが看板なのは分かりますが、実際に使いやすいのは小型軽量のAPS-Cだと思うのです。
こういった状況ではフルサイズにスイッチするか、他社に乗り換えようかとも考るのですが、困ったことに最近は、「いつまで使えると思うな、先のことを考えろ、無駄遣いになるからやめておけ」という声がどこからともなく聞こえてくるのです(笑)。
それもそうだな、と耳に従って今年も手持ちのシステムを使うことになりそうです。∎
カットの写真は、2023年6月に百均マクロとスマホで撮影したものです。