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イタリアで出会った車両 1

2022年10月18日 | 汽車・鉄道
前シリーズ「出会った車両」シリーズの追加版としてイタリアの車両を紹介いたします。
年代は1997年頃。ヴェネチアとフィレンツェの旅の途中で出会った車両達です。
カメラは、多分、オリンパスのコンパクトフィルムカメラμ(ミュー)。前シリーズとの発色の違いもお楽しみください。


ヴェネチア 1



イタリア国鉄(Ferrovie dello Stato、FS)のE656形電気機関車458号機がリベルタ橋を渡ってヴェネチア・サンタ・ルチア駅に到着したところです。
「イタリアの鉄道は遅れる」と聞いていましたがほぼ定刻に着きました。線路幅が広く、客車も大型、堅牢なので揺れも騒音も感じず快適でした。

このE656形は461輌も製造された主力機関車で、日本のEH10形のように前後別体で背中合わせに連接されています。BBBの6軸。
ボディは、彫が深い造形、地味ながら色の使い方はさすがイタリアと思わせます。

イタリア国鉄は、この後、2000年に民営化され、FSからトレニタリアTrenitaliaとなって塗り分けもすっかり変わりました。




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