「紅茶とお菓子の甘い日々」

ひとりクリームティーで、祖父の思い出に浸る


雨の日、家にひとり。
こんなクリームティーを楽しみました。

作りおきしておいたクランベリーのスコーンを温めて、
冷蔵庫にあったクロテッドクリーム、
苺ジャムをたっぷり。
もう半分には、バターのみ。

スコーンはイギリスで紅茶の勉強をしている際に、たくさんのところで教わりましたが、
うちのスコーンは、ざっくりとして、ほろっとして、ふわっと甘くて、
美味しいですよ❤️

どうしてこの道に入ったのか。
少し昔に思いをはせてみました。

紅茶との出会いは昔むかし、
ハイカラな祖父が紅茶好きで、
リプトンやトワイニングのリーフの缶を買って来ては、まだ小学生だった私に紅茶を淹れさせたことが始まりです。

緊張しながらも、一生懸命淹れた紅茶。
その美しい水色と放つ香りは優雅で魅力的でした。
祖父は美味しいと言ってはくれたものの、
差し湯の仕方など、うるさく注意されたものでした。

今考えれば、妹でもなく弟でもなく、
私だけに紅茶を淹れさせていた、祖父の愛情表現だったのでしょう。
ティーンエイジャーになってからも、
洋服を買ってくれたり、たいそう可愛いがってくれました。
ハンサムでお洒落だった祖父は、
どこへ行っても女の人にモテモテで、いつも祖母がヒヤヒヤしていたものでした(^_^)

それから社会人になって、私は紅茶の取材をすることになるのです。

ジェーンの書いた
この本の中の一節に、

tea gives vigour to the body ,
contertment to the mind ,
determination of porpose

お茶は、身体へ力を与え、心の満足を与え、
目的の決定をしてくれる

と、あります。



お茶は薬として飲まれ始め、
お茶という文化が社交界から広まり、
飲み物としては世界で一番愛され、
あらゆる人々に飲まれています。

それはたくさんの恩恵があるからに他ありません。



お祖父ちゃんがくれた私と紅茶とのこの機会を、
生かしていきたい、
伝えていきたい。
そう思っています。

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