
週末は下の息子の卒業式でした。
幼稚園から高校まで、実に14年間お世話になった学校です。


自由な意思を尊重する、勉学に勤しむには恵まれた環境でしたが、
息子にとって高校生活は、馴染めないものだったようで、色んなことがありました。
思い起こせば入学式から欠席でしたし、転校を真剣に考えていた頃もあったから、
卒業式を迎えられたことに安堵しています。

兄弟でお世話になった学校でした。
先生に「これでお母さんも卒業ですね」
と言われて、その言葉が身に染みました。

子育ては毎日戦いであり、時に喜びであり、絶えず悩みながら、これで良いというものがありません。
自分を責めたり、情けない思いになりながら、ただ愛して見守るしかできなかった。
でも卒業式のこの日だけは、これで良かったんだって、感じることが出来ました。
この子が生まれる前から紅茶に情熱を捧げてきました。
どちらも疎かにしたくなくて、学校行事も教育も部活も、お教室も全力でやって来ました。
だから、どちらも中途半端なんじゃないかと思ってみたり。

今日位はシャンパンで乾杯しようよ!
と、ピンクシャンパンをあけました。
主人と18歳の息子と乾杯。
これからの人生、それぞれの道で、精一杯切り開いていってほしい。
卒業式で先生が長渕剛の乾杯を独唱して下さいました。
「乾杯、いま君は人生の大きな大きな舞台に立ち...
君に幸せあれ♫」
君に幸せあれ。
ちょっぴり感慨に耽った一日でした。
