グループワークでサルデーニャ島の山岳地帯オルゴーソロという人口4,500人程の町を訪れ、100歳人を支える人達へインタビュー。
オフシーズンということもあり、ほとんどのレストランがクローズしている中、ようやく見つけたレストランで夕食を食べながら作戦会議をしていると、若い兄ちゃん3名組が僕らをチラチラ見ながら談笑している。
うーん、ちょっとヤバそうな雰囲気の人だなぁと思っていると、チームの1名がインタビューに突入!
すると3名組と意気投合し「俺は羊飼いで、チーズ探してるなら家にあるから家にあるから取りに行こうぜ!」
ってな流れに。
女子2名で取りに行こうとしたので、流石に僕もついて行くことに。
チーズを取ってレストランへ戻ると思いきや、若者達が集うBARへ(苦笑
で、すすめられる「モンテネグロ」なる養命酒っぽい酒をショットでグイグイ!
これは僕の役目ですよね(笑
で、他のメンバーも合流して次の店へ。
アンナさんという知的な雰囲気漂う美女がカウンターにいるBARへ。
オッサン達や中学生くらいの子も集まる場所で、次は「ミルト」というショットをこれまたグイグイ!
互いに言葉は分からんので、スマホ使って辿々しいコミュニケーションでしたが、まぁノミ(飲み)ュニケーションとでも言いますか、なんか地元の酒を美味そうにガンガン飲んでりゃ意気投合するもんで。
ONE PIECEが好きだという話になって「俺はゾロが好きだ」「いやサンジが1番だ」なんて話になったので
「俺はボンクレーが好きだ。あいつは面白いし、仲間思いのいい奴だから。」と伝えると
「わかるわぁ〜!!!仲間の為に自分を犠牲にして戦うんだよなぁ!。あれは胸アツだったわ!!。」的な感じのノリの兄ちゃんと「おまえゲイなのか!?。」とポカーンとする人の二極化してました(苦笑)
で次はNARUTOの話になって、カカシが好きとかイタチが泣けるとか、そんな話で真夜中のシンデレラタイムに。
「ここ(BAR)で泊まってけ!」
という誘いを振り切り名残惜しいですがゲストハウスへ戻りました。
僕はもう一度戻ろうかなぁとも思いましたが、翌日昼の運転を担っていたので断念する事に。
翌朝
ゲストハウスのマンマに昨日、地元の若者達と酒を酌み交わした話をすると、真っ先に質問されたことが
「あなた達、まさかお酒代を支払ってないでしょうね!?」
でした。
そう
実は僕ら
1銭も支払って無いんです。
「お前らは客人だ!客人に金は払わせない!それがオルゴーソロの文化だ!」
と言い、支払おうとする我々を真顔で制止し、遠慮すんな!ガンガン飲めよ!
とすすめてくれたんです。
ここはサルデーニャでは無い。オルゴーソロなんだ。
オルゴーソロの気骨ある人達と偶然出会い、酒を酌み交わし、笑い合った時間は、僕の人生の中でも忘れる事の出来ない時間になりました。
翌朝、アンナさんに昨日のお礼を伝えに行った際に、せっかくなんでコーヒーを注文して支払おうとしたら
「ここで支払ったら、あなた達を出入り禁止にします。」
と仰って頂き、なんとコーヒーをご馳走になってしまいました。。。
オルゴーソロ。。。
是非沖縄や石川県に遊びに来て欲しいですね。その時には、旨い酒でもてなしたいと思います。
Grazie Orgosolo❤️