
「7月27日(水)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「オニヤンマ」
オイラが一番好きなトンボ
真夏に山あいの方に行けば
たまに見られる。
大きくて優雅に空を飛ぶ姿は
戦闘機見たいでカッコいい!
もう20年ぐらい
見てないような気がする(^^;
オニヤンマ(鬼蜻蜓、馬大頭)は
トンボ目・オニヤンマ科に分類される
トンボの一種。
日本最大のトンボとして知られる。
成虫の腹長は
オス70mm・メス80mm
後翅長はオス55mm・メス65mmほど。
頭部から腹の先端までは
9-11cmほどに達する。
メスはオスより大きく
尾部に産卵弁が突き出る。
左右の複眼は
頭部中央でわずかに接する。
生体の複眼は鮮やかな緑色だが
標本にすると黒褐色に変色してしまう。
体色は黒だが
胸の前に「ハ」の字模様
胸の側面に2本の斜め帯
腹の節ごとに1本の細い横しまと
体の各所に黄色の模様が入る。
北海道から八重山諸島まで
日本列島に広く分布する。
本土では
市街地から少し外れた
小規模な河川でみられるなど
かなり広範囲に生息している。
一方南西諸島では
河川の発達した限られた島々に分布し
吐噶喇列島・徳之島
・慶良間諸島・宮古列島などには分布せず
分布する島々でも個体数はそれほど多くなく
特に沖縄本島では個体数が少ない。
地域個体群によって
体の大きさや体色に差異がある。
例えば
北海道、御蔵島、屋久島、鹿児島県黒島産などは
体長8cmほどと
他地域より小型になることが知られる。
また奄美大島以南のものは
オスの複眼が青緑色で
オスメスとも腹部の黄色が腹面で広がる
(奄美大島産はオレンジ色を帯びる)
などの変異がある。
成虫がよく見られるのは
水のきれいな小川の周辺や森林のはずれなど
日陰の多い涼しい場所だが
活動域は広く平地の湿地から
山間部の渓流まで見られる。
これらに隣接する都市部にも出現し
人々を驚かせることもある。
ヤンマ科のような
他の大型トンボ類が好むような
広い池や湖などを生息場所としない為に
これらの広大な水域の開発や水質汚染等によって
減少傾向が強いヤンマ科などのトンボ類に比べ
小川や林の中の流水といった環境が
残されている地域では
よく見られるトンボである。
一方南西諸島では
上記のように生息域が山地の源流部と
かなり局限される。
成虫は
6月-9月頃に発生し
未熟時期には山頂付近や丘陵地の林道などで
よく目撃され
また
都市部では車道や歩道に沿って
飛行する姿を見かける。
成熟すると流水域に移動して
オスは流れの一定の区域を
メスを求めて往復飛翔する。
従来
この往復飛翔は縄張り維持とされていたが
最近の研究で
オスは羽ばたくものは
すべてメスと見なしてしまい
出会うオスをメスと見なして追いかけ
縄張り維持でないことがわかった。
この羽ばたくものを
メスと見なす行動は
成熟したオスに見られるもので
他には回転しているもの
(扇風機や円盤や製材所のノコギリなど)や
ブラウン管テレビの映像にも反応して
その前でホバリングしたり周囲を回ったり
稀にぶつかったりする。
製材所では
製材中にノコギリにからみついて
バラバラになる事例が
日経新聞のコラムで紹介されている。
また
水の小さな落ち込みに
日が差した時にも反応したことが
報告されているので
光のフラッシュをメスの羽ばたきと
認識してしまうようである。
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