☆ボトルキャップの回収☆

それは、ひとりの若い女性のお客様からの疑問の声でした。。。

私のバイト先のお店でも、トレイや飲料パック、ペットボトルの回収をしています。

夏場は、ものすごい量のペットボトルが回収されます。

ある時から、キャップを入れる容器も準備されましたが、実は、それは回収のためではなく、キャップ付きのペットボトルだと焼却処分されるため？？？

でも、多くの人は、キャップも回収しているものと勘違いして、わざわざ集めて持ってきているようです。

で、くだんの若い女性が、「回収されたペットボトルのキャップは、どのようなルートで、どこに送られているのか？？？」と尋ねて来られたようです。

 

『ペットボトルは、年間約２５０億本が生産され、回収率は、おおよそ６２％。

ペットボトルのキャップをつけたままで回収すると、焼却処分されて再資源化率は３７％となり、完全再資源化にはほど遠い状況！！か？？？

ペットボトル本体は、ＰＥＴ（ポリエレフタレート）でできていて、キャップはＰＰ（ポリプロピレン）という異なった材質。

ペットボトルからキャップを外しても、一般ごみに混ぜてしまうと焼却処分されCO2の発生源となり、また埋め立て処分されると土壌汚染を引き起こすこととなり、リサイクル資源とはならない。

一方、世界の発展途上国では、未だ栄養失調や下痢、または予防できる感染症で命を落としたり、後遺症で苦しんだだりしている子ども達が。。。

ワクチンさえあれば、命が助かる子ども達が世界で一日約６０００人にものぼるそう・・・。

もし、私たち一人一人が協力して、その子達にワクチンを届けることが出来れば・・・。

一人一人の力は微々たるものでも、みんなの力が集まれば・・・。

キャップは、約400個で10円になり、ポリオワクチンは1人分が20円。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エコキャップ推進協会ＨＰより

バイト先のリーダーさんが、関係者に聞いてくれたところ、「回収ルートを持たないため、当分の間、回収する予定はない」とのことでした。

また、「回収先が遠くにあるので、運送費が嵩むので・・・」とも。。。

満足のできる回答ではなかったので、帰宅後、インターネットで検索してみたら、あるじゃないですか～！！

すぐ近くに・・・。

ＮＰＯ法人で、「エコキャップ」を回収しているところが・・・。

環境に優しい取り組みの一環として、「マイバッグ持参」を呼びかけてて、レジ袋の配布を止めているぐらいのお店が、「ちょっとどうなの？？？」と思ったのです。


小さなキャップでも、分ければ資源♪
　私たちの小さな行動が、世界の子どもと地球の未来を守ります♪

でも、まだまだ、回収の輪は広がってはいないんですよねぇ～～！！

あの若い女性のお客様の質問に対して、お店では、どのような回答がされるのか、実は私も楽しみにしているのです。。。（ちょっと、意地悪？？？）