企業や役所の不祥事、事件や事故が起こるたびに謝罪の記者会見が連日、TVのニュースで流れたり、新聞紙上で報じられています。
先日の讀賣新聞の「今日のノート」のコーナーで、その謝罪記者会見について書かれていました。
長年、企業広告に携わってきたベテラン広報マンによると・・・
『謝罪の席で、信用を失えば、会社の存亡にもかかわるので、企業によっては、PR会社に依頼して社長らに目線や喋り方まで、懇切丁寧にマニュアルどおりに指導するケースもあるんだとか???
でも、本当に申し訳ないという心がないと、それは必ず表情に出るんだと・・・。』
TVを見たり、新聞を読んだりしている私たちだって、それぐらいは見抜いています!!
何度も「アホか!」と思ったり、見ているだけで気分が悪くなったりしていました。
組織の中で昇進してきた大企業や役所の幹部には、「一人の人間として、悲しむことができるか。相手の顔を思い浮かべて、謝ることができる感性」これが、弱いらしいのです。
現場を知り、信用の大事さを肌身で知っている、たたき上げの中小企業の経営者の方が、この点では勝っていると言います。
背筋を正し、誠意を持って、被害者や社会に対し謝ることが基本であって、お辞儀の角度をどうこうということではないと思うのですが・・・。
紙切れ一枚を読み上げる、何の誠意も感じられない謝罪記者会見など、言語道断だと思うのですが・・・!!
でも、去年?の『吉兆』の女将もひどかったですね。ばれちゃったので仕方なく、っていう感じでしたし。
今は、その女将が社長ですから・・・。
無論、下積みなんてしていないでしょうし・・ね。
今ごろのトップの条件は、リーダーシップもさることながら、「謝罪会見」がうまいってのも入るんでしょうか???
最近は、「バレる前に謝っちゃえ!」みたいな傾向がありませんか???
いつか謝罪の会見の場になど臨まぬことをひたすら願う
経理の○長などヤバイで御座候???
のを放送しているのを見ました。そんなのを見ると、余計に謝罪会見というものを
信用できなくなりました。作り笑顔と同じで、心から謝っていないのは見え見え。
それでも、印象が大事だからだと。謝罪というのはホントに難しいものです。
毎年、暮れにその1年を表す言葉が発表されますが、今年は早々に「謝」かな(笑)アレ?もう既出かな?
もう許されへんツ ともっと怒るべきだと 昨日も美容院で怒りまくってきました。
謝罪会見・・・またーーと思っても 日本人は怒りをすぐ忘れる国民とか、、、
天罰が必ず下るけど それまで生きていられるかしら??
記憶に残るし、客離れるね。
最近では、お役所もだいぶ風通しが良くなってきたかと思いますが・・・。
その地域によっては、まだまだのようですね。
ウチの妹の旦那さまは、今度の異動で、某地方の市役所総務部に・・・。
まさしく、不祥事があったら、きっと矢面に立たされるのかも???
どっかが違うんじゃないって思いますけど・・・。
案外、感情をあらわにする記者会見の方が、人間性が現れてわかりやすいのかも???
最近は、まず謝罪ありきなので、連日、その映像の流れない日がありませんねぇ~!