おじちゃんが生まれた昭和30年代の東京湾は今と全く違います。
下の地図で黄色の場所は昭和30年代に埋め立てられた場所です。
それより海側はその後に埋め立てられた場所です。
昭和30年代の東京湾がいかに自然が残っていたか、よく分かります。
当時のおじちゃんは東京の下町にいました。
海での遊びは浦安辺りのハゼ釣り。今のディズニーランド辺りの海でした。
夜に行けば、釣らなくとも小さな網ですくえました。
葛西辺りでは潮干狩りができました。
今の葛西臨海公園沖の三枚洲あたりです。
ここには船に乗って行き、干潮のひとときを潮干狩りで楽しみました。
潮干狩りをしていると、小さなカレイが足の下に入ってきて、手掴みしたことを思い出します。
東京湾のカレイは今では絶滅危惧種ぐらい少なくなってしまいました。
船橋辺りまで行くと、【すだて漁】ができました。
満潮時に中に入ってきた魚を干潮になってから獲る漁ですね。
今でも地方ではやっているところもあるでしょう。
【すだて漁】では、カレイやクロダイやスズキなどが獲れました。
懐かしい気もしますが、だった50年前のことです。
あの東京湾はもう戻らないのですね。
なんか、悲しい。
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