気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

反省(その2)

2005年10月19日 | ギター
外的要因編(その2)です。

3.練習場の特性

今回の合奏団は、オーケストラ等が練習に使用する広い練習場を使用しています。
恵まれた環境だなぁと思う反面、音の小さいプレクトラム系は、全体の雰囲気を捕まえられるのは指揮者ぐらいなのかもしれません。

曲の中での自分の位置づけが掴みにくいので、メリハリが乏しくなったり、掛け合いが決らなかったり・・・
自分の音が飛び出してないか、引っ込んでないかとか、そんなことも掴みきれませんでした。
ゲネプロを録音してみて、「あぁ、こういう状態か・・・」とは分かったんですけ
ど、これはその場で感じ取るには試行錯誤が必要だなぁ・・・
これも慣れなのかもしれませんが・・・

4.音だし

楽器は鳴らしてなんぼの世界と思います。
鳴らす、大きな音を出すということは、音の粒をそろえるのが難しくなってきますし、色々とリスクを背負うですが、多少のミスはしょうがないと思っています。
あと、小さく音を出すと、弱々しい印象になりますし、ポップミュージックなどのラウドな音楽に慣れた観客に訴えることは難しいと思います。

昨今のCDは、音圧を高めにするケースが増えています。
人間の耳は僅かな音量の強弱も感じることができるそうで、極端につけなくても 表現ができることから、音で包むような感じが好まれるのかもしれません。

また、小さい音を綺麗に出すのは、高い技術が求められます。
奏者の立場からいうと、プレクトラム系の合奏は楽器を鳴らす形で音づくりをして欲しいと思いますし、極端に落とすところは、数カ所で十分だと思うのです。
以上のような自分なりのスタンダードがあるのですが、この合奏団として、このように弾いて良いのか、悪いのか、このあたりの勘所が掴み切れませんでした。

何より全員で作るフォルテ、ピアノなので、この基準は一致させたかったのですが・・・
今回の演奏会の音源を聞いて、考えてみたいと思います。

次は、個人練習編へ・・・
コメント
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