最近、日本ジャズ界の女性ピアニストが豊作の様子です。
10年ほど前に大西順子が話題になったことがありましたね。
ライブも見に行ったのですが、何かを生み出そうとする努力というのが全面に出ていた演奏でした。
テクを持ったモンクというか、後期のコルトレーンに通じる混迷した感じが新しさと期待感を抱かせる一方、音を掴み切れていない分かりにくさが同居していて「危うさ」が魅力だったような気がしました。
現在は目立った活動をしていないようですが、努力の答えを聞きたいです。
そして出てきたのがAkiko Grace(岩瀬晶子)。
前にも書きましたが、肌触りはキース・ジャレットに近く、クラシックから来る抜群の構成力とポップセンスは一歩抜きんでています。
デビューから3作目まではジャズでしたが、4作目の「東京」でジャズ以外の「和」の要素を持込み、5作目「オスロ」では研ぎ澄ました感覚を全面に出し、クラシック(ソルヴェイグの歌)も持込みました。
この幅にファンがついていくのは大変かもしれませんが、ただ者じゃないですね。
そろそろ新作発表の時期だと思います。
次は何をやるんだろう?
そしてジャズの申し子、上原ひろみ。
彼女はハービー・ハンコック、チック・コリアに通じるものがあって、日本人でこの手のジャズ音楽をやる人は始めてかもしれません。
脳細胞を通さず、本能と指先が直結しているストレートさが持ち味なのかな・・・
ぶち切れ感がスカッとします。
ジャズ以外のファンを掴んでいるんじゃないかと思いますが、新作Spiralは本能と指先の間に脳細胞を通した音楽でした。
この手の音楽を突き詰めるとキースやAkikoのようになってしまいますので、この人はストレートに突き進んで欲しいな。
上の二人は名門ジャズレーベルに所属していますが、国内のレーベルにも話題になっている人いますよね。
じっくり聞いていこうっと。
10年ほど前に大西順子が話題になったことがありましたね。
ライブも見に行ったのですが、何かを生み出そうとする努力というのが全面に出ていた演奏でした。
テクを持ったモンクというか、後期のコルトレーンに通じる混迷した感じが新しさと期待感を抱かせる一方、音を掴み切れていない分かりにくさが同居していて「危うさ」が魅力だったような気がしました。
現在は目立った活動をしていないようですが、努力の答えを聞きたいです。
そして出てきたのがAkiko Grace(岩瀬晶子)。
前にも書きましたが、肌触りはキース・ジャレットに近く、クラシックから来る抜群の構成力とポップセンスは一歩抜きんでています。
デビューから3作目まではジャズでしたが、4作目の「東京」でジャズ以外の「和」の要素を持込み、5作目「オスロ」では研ぎ澄ました感覚を全面に出し、クラシック(ソルヴェイグの歌)も持込みました。
この幅にファンがついていくのは大変かもしれませんが、ただ者じゃないですね。
そろそろ新作発表の時期だと思います。
次は何をやるんだろう?
そしてジャズの申し子、上原ひろみ。
彼女はハービー・ハンコック、チック・コリアに通じるものがあって、日本人でこの手のジャズ音楽をやる人は始めてかもしれません。
脳細胞を通さず、本能と指先が直結しているストレートさが持ち味なのかな・・・
ぶち切れ感がスカッとします。
ジャズ以外のファンを掴んでいるんじゃないかと思いますが、新作Spiralは本能と指先の間に脳細胞を通した音楽でした。
この手の音楽を突き詰めるとキースやAkikoのようになってしまいますので、この人はストレートに突き進んで欲しいな。
上の二人は名門ジャズレーベルに所属していますが、国内のレーベルにも話題になっている人いますよね。
じっくり聞いていこうっと。