Facebookの天体関連のグループに入れてもらっている。
素晴らしい写真が次々に投稿されていて、感動し自分もぜひこんな写真を撮ってみたいものだ・・・と考えるがなかなか腕は上がらないし、そもそも根性がない。
で、道具に走る。と言っても高価なものは買えない。というかほとんどのものが高価で手が出ない。
そんな中、デュアルバンドフィルタというものが目についた。
赤い星雲のHa領域と青緑の星雲のOIII領域という2つのバンドに絞ったナローバンドフィルタのようだ。Ha領域に絞ったフィルタは過去に使ったことがあったがOIII領域というのは面白い。早速購入していざ、出陣。
過去に挑戦して、全く浮かび上がらなかったミルクポット星雲を撮ってみる。
1BKP150 f750 f5 コマコレ 、D5300改 ISO3200 20minx11枚 Vixen SE2赤道儀オートガイド。
さすがに暗い。露出時間は20min でも足りない感じ。
星雲自体は、けして綺麗ではないが取り敢えず初めて写すことができたので感動。
また、フクロウ星雲も撮ってみたが過去に撮ったものよりはいいかな。
BKP150 f750 f5 コマコレ 、D5300改 ISO3200 20minx5枚 Vixsen SE2赤道儀オートガイド 。
もう一つ、M81, M82も頑張ってみた。
BKP150 f750 f5 コマコレ 、D5300改 ISO3200 20minx11枚 Vixen SE2赤道儀オートガイド 。
右のM82は爆発的な星生成(スターバースト)が起こっていることで有名で、Ha領域のナローバンドフィルタで写すとそのスーパーウィンドが写るらしいということで撮ってみたのだが、ちょっとあんまりな写真になった。
それではと、M82,M81は昔、通常のフィルタで撮ったことがあったのを思い出し、それと無理やり合成してみた。
少し、らしくなったかな?
ということで、デュアルバンドフィルタ。なかなか面白い。カメラのレンズでも撮影してみたいので、Astro Duo-Narrowband Filter(Nikon用)も購入してみる予定。
ちなみにミルクポットを撮っているとき、裏ではV1にてプレアデスとカリフォルニア星雲を写してみた。
Tamron SP70-200mm f70mm D5300改 絞り F2.8 iso3200 2min x 90枚。自作2軸赤道儀オートガイド。
分子雲を写したかったのだけど、なかなか浮き上がってくれない。