とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

バイオリンの修理

2005年10月23日 | 日常
実家から引き取ってきた、バイオリン。

わたしが中学生のときに、なぜだかやりたくなって、買ってもらった。

だけど、1年半くらいで、やめて、それからずっと、ほおっておいたもの。

見た感じはとてもきれい。
でも、弦が一本、ねじ(ペグという)ごとなくなっている。
弓はべろべろ・・使えるかな・・

とりあえず直して、おけいこちょっとやってみようと、思う。

インターネットで見つけた、弦楽器の店に持って行きました。

古いビルの一角。
大丈夫かな~地震があったら・・

チェロのお稽古中でした・・
多分店長さんは、もと演奏者。
店長さんは、レッスン担当らしい。
なんだか別世界・・
いい音(先生)と変な音(生徒さん)が、まったりとひびく。

しばし、職人さんに、見立てていただくことに。

結果・・
ちゃんと直すには、バイオリンだけで、6・7万円。
弓も、2・3万。

おお~何と(予想はしてました)。
それ位するかもって。
だけど、それほど修理しなくてもいけるかと思ってた。

でも、みえないところで、あちこち、しっくいがはがれているそうです。

バイオリンなどの弦楽器は、しっくいで張り合わせてあるんです。
もう少しほおって置くと、ばらばらか・・。
これでは、弦を張っても、音はでないらしい。

でここで、問題。
同等クラス(最低らんく)の新品が、セットで、56000円で手に入るの・・・

これだと、音もいいですよ、の品が8万くらい。

しかも、使うのでしたら、直すより新しいものを、おすすめとか。

もちろん、いいバイオリンなら、古いほどいいのですよ。
(安物ですから・・)

すごく悩みました。

いくら最低の安物でも、それなりに高価なものです。
当時これを買ってくれた、母の思いが、重い・・

ろくに、使わず、捨てるなんてできない。

結論
とにかく、応急措置的に修理して、音が出るようにする。
その見積もり。約4万円。

夫は捨てるしかないんじゃないの、だって。

無駄な贅沢なんでしょうね。