とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

透析導入の決心をするとき

2005年10月26日 | 透析・健康・病院
先日病院で。
ナースさんに質問された。

透析をしましょうとドクターから話しがあって、
1回で納得する人は、少なくて・・
どうしてなんでしょうねって。
どういうように、お話したらいいかしらって。

私の場合はその少ない人になるのかな。

もちろん、仕事や家の都合で言えば
夏ごろでどうでしょうか、と言いましたが・・
そこまで延ばさないほうがいい、ということでした。

考えて、電話くださいといわれ、1週間後くらいに
お願いします、PDで、と連絡しました。

私自身は、先生の説明を納得したんですね。
この先生についていくしかない・・と思ったのです。
このタイミングでPDではじめるのが一番いいのだって。

もちろん、家では、わんわん泣いてからですけど。
あきらめるしかない・・それが本音。

透析が必要です、といわれる頃は、体調も
悪いのだけど、じっとしてれば大丈夫だし・・
もう少し頑張れるんじゃないか、頑張らないと・・
そんな心境。

その直前まで、
どうしたら、透析導入を遅らせられるか、
そのことで、患者も先生も努力してるわけなので・・
導入といわれることは、
もう駄目。
もうあなたは駄目です、といわれるようなものだから。

それまでの努力に「失敗した」という宣告だから
どうしても抵抗するのではないのかな。

透析はいや。
これは本音。
でも、元気になれる、元気になりたいと思うから
諦めて、決心するのですよね。

そんなときには、先輩患者さんと会ったり
話を聞いたり、が効果的かもしれません。

私も年配の患者さんの交換を
実際に見せていただき、その顔の明るさに
力を得たんだったなあ・・と思い出しました。

でもねえ・・その当時の心境はやはり暗くて、
思い出したくないけど・・
いまでも、すぐ思い出すことができる。