真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

戦後日本の安全保障 日米同盟、憲法9条からNSCまで 千々和泰明 著

2022-08-02 | 読書-歴史
戦後日本の安全保障 -千々和泰明 著|新書|中央公論新社

目次
第1章 日米安保条約―極東地域に「開かれた」同盟
第2章 憲法第九条―「必要最小限の実力」を求めて
第3章 防衛大綱―基盤的防衛力構想という「意図せざる合意」
第4章 ガイドライン―地域のなかの指揮権調整問題
第5章 NSC―「司令塔」の奇妙な制度設計
終章 歴史に学ぶこれからの日本の安全保障

もう時宜を得まくりで素晴らしいこと!
千々和 泰明 【最新刊】『戦後日本の安全保障』(中公新書)
研究はこういう風にするものなのね、というか、この新書は一般向けにその一端をチラ見せしたものに過ぎないと言えばそうなのだけれど...

あとがきによると、著者は1990年の湾岸危機の時に小学6年生で、日本社会の混乱ぶりに違和感のようなもの(直接そうは書いていないが、読者の受け止めね)を感じたそうだが、『危機の外交―岡本行夫自伝』はまさにその渦中で奔走した外交官の回顧なので、感慨深いというか、もし岡本氏が亡くなっていなければ、両者の対談という企画もあり得たかもね、などと思うなど。

もう引っ張りだこ!
千々和泰明氏(防衛省防衛研究所)特別講演 | 大阪大学大学院国際公共政策研究科
カルチャーセンターのは省略ね。

ブックレビュー│朝雲新聞社

防衛力整備の考え方(KB個人論文) - データベース「世界と日本」

久保卓也 - Wikipedia

居心地はどうなのだろう?
千々和泰明 - 防衛省防衛研究所
悪くはなさそうだけど、今のところは。
そのうち、どこかのタイミングで有力大学に移籍される日も来たりするのかな。
知らんけど。

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