Ⅰ 古典(トゥキュディデス『戦史』、クラウゼヴィッツ『戦争論』、マハン『海上権力論集』ほか)
Ⅱ 国際政治論(モーゲンソー『国際政治』、ウォルツ『国際関係の理論』、ミアシャイマー『大国政治の悲劇』ほか)
Ⅲ 冷戦と冷戦後(ギャディス『ロング・ピース』、下斗米『アジア冷戦史』、ウォルト『同盟の起源』ほか)
Ⅳ 外交史・軍事史・思想史・国際法(カー『歴史とは何か』、マゾワー『暗黒の大陸』、クラーク『夢遊病者たち』ほか)
Ⅴ 国際問題―現状と展望(フレイヴェル『中国の領土紛争』、船橋『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン』ほか)
Ⅵ 戦争論・戦略論・戦争研究・地政学・軍隊(『マッキンダーの地政学』、ハンチントン『軍人と国家』ほか)
Ⅶ 核兵器と核戦略(ペリー他『核のボタン』、シェリング『軍備と影響力』、ロバーツ『正しい核戦略とは何か』ほか)
Ⅷ 内戦・テロリズム・サイバー・テクノロジー(アーミテイジ『内戦の世界史』、サンガー『サイバー完全兵器』ほか)
Ⅸ 近代日本の安全保障(1868―1945)(ソーン『満州事変とは何だったのか』、近衛『最後の御前会議』ほか)
Ⅹ 現代日本の安全保障(1945 -)(吉田『回想十年』、高坂『世界地図の中で考える』、読売新聞戦後史班編『「再軍備」の軌跡』ほか)
Ⅺ テキスト 基本図書(ナイほか『国際紛争』、防大編『安全保障学入門』ほか)
国際安全保障がわかるブックガイド
「第一人者たちがテーマごとに重要書の背景と概要、現代的意味を解説する必読書。」
つうことで、当方は直接お話したり、お会いしたことがある方はわずかなのだが、講演・セミナー聴講歴ありだったり、Xでずっとフォローしてご見解を追いかけていたり、ご著書を読んだり(買ったとは言っていない)という諸兄姉が総出演の感じで、ふむふむ感の嵐。
本書掲載図書中で既読は何冊だったとかは、言わぬが花ということでね(「書名だけは知っていたけど」が多いわけでw)。
でも気に入っていた既読本で、やはり評価が高いのだと知って喜ぶなども。
著者会話歴ありは、お二方かな?
小説まで登場して、それが感動の古典だったりするのでまた大喜び。
Ⅳ 外交史・軍事史・思想史・国際法
で取り上げられていた
The Cruel Sea (novel)
The Cruel Sea (Classics of War)
がそれ。
「英国海洋小説の古典的名作」を読む① - 真似屋南面堂はね~述而不作
意地悪捕鯨船もどきと辛い決断~「非情の海」② - 真似屋南面堂はね~述而不作
通商破壊戦という考え方~「非情の海」③ - 真似屋南面堂はね~述而不作
絶体絶命でもユーモア~「非情の海」④ - 真似屋南面堂はね~述而不作
フラワー級と日本(その1)~「非情の海」⑤ - 真似屋南面堂はね~述而不作
ホーリーホックを5分で撃沈~「非情の海」⑥ - 真似屋南面堂はね~述而不作
<一部リンク切れ御免>