真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

ルポ高学歴発達障害 姫野 桂 2023/10

2024-07-23 | 読書-現代社会
筑摩書房 ルポ 高学歴発達障害 / 姫野 桂 著

第1章 発達障害とはどのようなものか
第2章 高学歴発達障害が抱える不条理(理解を得られずすべり落ちていく 大石幸太郎さん(26歳)早稲田大学政治経済学部卒業
同級生と比べて落ち込んでしまう 村上優子さん(30歳)大阪大学外国語学部卒業
人としての“合格ライン”が上がってしまう感じ 石川真里さん(28歳)東京大学法学部卒業、公共政策大学院修了
よりうまく生きていくための居場所 湯浅智昭さん(29歳)早稲田大学国際教養学部卒業
脚本家になって同級生たちの態度が一変 前園佳奈さん(33歳)慶應義塾大学文学部卒業)
第3章 発達障害当事者の大学准教授が見た大学―京都府立大学文学部准教授 横道誠さん
第4章 アイデンティティと現代社会と発達障害―精神科医 熊代亨さん
第5章 当事者に対する支援の取り組み(学生たちと作り上げる、学生のための支援 筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局 佐々木銀河さん
門戸は広がっている 株式会社Kaien代表取締役 鈴木慶太さん)

ちくま新書
ルポ高学歴発達障害

「ケアレスミスが多い」「人間関係がうまくいかない」―生活や仕事上で問題を抱える「大人の発達障害」が注目を集めて久しい。実はその中に「高学歴でありながら、発達障害を...

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森本先生が2冊まとめて紹介されているうちの
『高学歴難民』阿部恭子著
の方は、修士課程修了とか博士号取得とかを高学歴と扱っている感(大学院に進学してしまい・・・)だが、本書は明らかに、「東大卒」「〇〇大卒」が高学歴だとしていて、「大学のブランド力がある」を高学歴と称しているよね。

『高学歴難民』阿部恭子著/『ルポ 高学歴発達障害』姫野桂著

【読売新聞】評・森本あんり(神学者・東京女子大学長) 世の中は「夢を諦めるな」「挑戦し続けよ」というメッセージであふれている。だが、大学の教員ならたぶん誰もが知っ...

読売新聞オンライン

 


どちらが売れているか興味深いところだが、本書の方が雑誌ルポ的で一般受けしやすいとは言えるかな?そうでもないのかな?
当事者だもん、というので本書の勝ち?

【発達障害】「ミスが多く、人に言われないと行動できない」日本の超エリート「東大法学部卒」なのにクビと降格を経験した20代女性の特殊事情 | 文春オンライン

【高学歴発達障害】上智大卒の女性に親は「社会不適合者だから家庭に入れ」→ブラック企業経てたどり着いた天職


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