真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

サラ金の歴史 消費者金融と日本社会 小島庸平 著

2021-07-18 | 読書-歴史
サラ金の歴史 消費者金融と日本社会 小島庸平 著
目次
序章 家計とジェンダーから見た金融史
第1章 「素人高利貸」の時代―戦前期
第2章 質屋・月賦から団地金融へ―一九五〇~六〇年代
第3章 サラリーマン金融と「前向き」の資金需要―高度経済成長期
第4章 低成長期と「後ろ向き」の資金需要―一九七〇~八〇年代
第5章 サラ金で借りる人・働く人―サラ金パニックから冬の時代へ
第6章 長期不況下での成長と挫折―バブル期~二〇一〇年代
終章 「日本」が生んだサラ金

小島 庸平 | 東京大学

東京大学

 


こういう線で述べていくという手があったのか!という着眼の勝利。
研究書や論文、一般新聞雑誌や各社の社史などから、けっこういけるのね。

「サラ金の歴史」は労作!大作!傑作だ : インデックス投資家の老後生活<準備編>

『サラ金の歴史-消費者金融と日本社会』|感想・レビュー - 読書メーター

【読書感想】サラ金の歴史-消費者金融と日本社会 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

(評者:浅野直樹)

「関心の原点は、大学生の時に縁あってサラ金大手の創業者に会ったことだ。」が「おわりに」で明かされる。
東京大学農学部 農業・資源経済学専修で著者と同期だった方が、「神内ファーム」の営業マンに気に入られたのがきっかけだったという。
同専攻の友人を連れて見学に来いというので行ってみたら、接待を受け、プロミスから「ファーム」に異動してきた人物から苦労話を聞かされ、晩年の創業者の謁見の栄に浴したのだという。
お名前を検索すると、同専攻2005年卒業 の当該氏名の人物が大手商社マンになっていることがわかる。ふむ。

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