『街場の教育論』
内田 樹【著】
ミシマ社 (2008/11/28 出版)
例によって、腑に落ちる落ちる。
腑にくり腑にくら。
登山電車ができたので、誰でも登れる。
なんのこっちゃ。
第1講 教育論の落とし穴
第2講 教育はビジネスではない
第3講 キャンパスとメンター
第4講 「学位工場」とアクレディテーション
第5講 コミュニケーションの教育
第6講 葛藤させる人
第7講 踊れ、踊り続けよ
第8講 「いじめ」の構造
第9講 反キャリア教育論
第10講 国語教育はどうあるべきか
第11講 宗教教育は可能か
第6講がよかった。
教員はいつでも反権力
学びの基礎―扉を開く合言葉
「でもしか教師」でいいじゃない
成熟と葛藤
「親族の基本構造」と教育制度
「坊っちゃん」的六類型
"「師範学校的理想主義」が「左翼的理想主義」に置き換えられた"
"この時代の学習塾・予備校は「高学歴かつ反権力」という先生たちで文字通り「汗牛充棟」"
"「良い教師」が「正しい教育法」で教育すれば、子どもたちはどんどん成熟するという考え方が、人間についての理解として浅すぎる。"
めったに引用のための書き写しをしない南面堂にここまでさせる・・・。
膝に手形、だな。(パシパシ・・)
親族の基本構造って、トロブリアンド島とともに名前だけは聞いた記憶があるけど、そういう話だったのね。
叔父さんは偉い件
小中学校でお世話になった教師たちのことが思い出される。
ま、あんなもんでしょうか。
高校に入るまでが勿体なかった気がする。
うちの子どもたちはどうだったかな。
学級崩壊も経験したなあ。
脱線グリッシュ(田中 十督日記)
今この瞬間に,教師と生徒が切磋琢磨して作り上げているものこそが,一番良い教育なのであって,それは作られたそばから,直ぐに過去のものになり続け,新たに創造されなければならない義務を負い続けている。これが教育なのかも知れない
街場の教育論-就活のヒント(なぜ5秒で内定がきまるのか)
[掲載]2009年2月1日 [評者]香山リカ
■あたりまえの話できる稀代の言論人
大阪市立大学大学院・早瀬晋三の書評ブログ
"著者のように、「一望俯瞰する力」をもっている者は、いろいろな分野の専門家を納得させるだけの論陣を張ることができる。各論で批判されても、総合的な説得力をもつ。ベストセラーになる理由がわかる。"
内田 樹【著】
ミシマ社 (2008/11/28 出版)
例によって、腑に落ちる落ちる。
腑にくり腑にくら。
登山電車ができたので、誰でも登れる。
なんのこっちゃ。
第1講 教育論の落とし穴
第2講 教育はビジネスではない
第3講 キャンパスとメンター
第4講 「学位工場」とアクレディテーション
第5講 コミュニケーションの教育
第6講 葛藤させる人
第7講 踊れ、踊り続けよ
第8講 「いじめ」の構造
第9講 反キャリア教育論
第10講 国語教育はどうあるべきか
第11講 宗教教育は可能か
第6講がよかった。
教員はいつでも反権力
学びの基礎―扉を開く合言葉
「でもしか教師」でいいじゃない
成熟と葛藤
「親族の基本構造」と教育制度
「坊っちゃん」的六類型
"「師範学校的理想主義」が「左翼的理想主義」に置き換えられた"
"この時代の学習塾・予備校は「高学歴かつ反権力」という先生たちで文字通り「汗牛充棟」"
"「良い教師」が「正しい教育法」で教育すれば、子どもたちはどんどん成熟するという考え方が、人間についての理解として浅すぎる。"
めったに引用のための書き写しをしない南面堂にここまでさせる・・・。
膝に手形、だな。(パシパシ・・)
親族の基本構造って、トロブリアンド島とともに名前だけは聞いた記憶があるけど、そういう話だったのね。
叔父さんは偉い件
小中学校でお世話になった教師たちのことが思い出される。
ま、あんなもんでしょうか。
高校に入るまでが勿体なかった気がする。
うちの子どもたちはどうだったかな。
学級崩壊も経験したなあ。
脱線グリッシュ(田中 十督日記)
今この瞬間に,教師と生徒が切磋琢磨して作り上げているものこそが,一番良い教育なのであって,それは作られたそばから,直ぐに過去のものになり続け,新たに創造されなければならない義務を負い続けている。これが教育なのかも知れない
街場の教育論-就活のヒント(なぜ5秒で内定がきまるのか)
[掲載]2009年2月1日 [評者]香山リカ
■あたりまえの話できる稀代の言論人
大阪市立大学大学院・早瀬晋三の書評ブログ
"著者のように、「一望俯瞰する力」をもっている者は、いろいろな分野の専門家を納得させるだけの論陣を張ることができる。各論で批判されても、総合的な説得力をもつ。ベストセラーになる理由がわかる。"