華族たちの昭和史 昭和史の大河を往く第六集 | 保阪 正康 |本 | 通販 | Amazon
2014年文庫化
かつて日本に存在した「華族」という階級
近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
西園寺公望と近衛文麿の暗闘
日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
最後の元老・西園寺公望、坐漁荘での日々
西園寺公望と日本の政治の「死」
東條英機は爵位を欲していたか
二・二六事件と牧野伸顕の決意
牧野伸顕と女婿・吉田茂の闘い
宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
戦時下の貴族院―講話を説く議員たち
敗戦―華族の終焉
華族は皇室の藩屏たり得たか
天皇側近として重要な役割を果たした4人
西園寺公望(昭和15年死去)
近衛文麿
木戸幸一
牧野伸顕(昭和10年12月、内大臣を辞職)
なので、終戦までの間に一定の力を持っていたのは木戸と近衛。
彼らには軍事に関する知識に欠けていた。
前田利為(華族で軍人)の早世が悔やまれる、と指摘。
軍事に疎い文官の華族を支えようとする軍人の華族は意図的に省部から外された、とも。
前田利為 - Wikipedia
「陸士で同期でありながら、利為より4年遅れで陸大を卒業した東條英機とはそりが合わず、利為が東條を「頭が悪く、先の見えない男」と批評し、東條が利為を「世間知らずのお殿様」と揶揄する間柄であった。利為は首相になった東條を「宰相の器ではない。あれでは国を滅ぼす」と危ぶんでいた。」
だってさ!全くその通りじゃん。
前田が煙たかった東條は、前田をボルネオ軍司令官に追いやったのだろうと。
権力闘争では東條が一枚上手だったのね。
2014年文庫化
かつて日本に存在した「華族」という階級
近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
西園寺公望と近衛文麿の暗闘
日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
最後の元老・西園寺公望、坐漁荘での日々
西園寺公望と日本の政治の「死」
東條英機は爵位を欲していたか
二・二六事件と牧野伸顕の決意
牧野伸顕と女婿・吉田茂の闘い
宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
戦時下の貴族院―講話を説く議員たち
敗戦―華族の終焉
華族は皇室の藩屏たり得たか
天皇側近として重要な役割を果たした4人
西園寺公望(昭和15年死去)
近衛文麿
木戸幸一
牧野伸顕(昭和10年12月、内大臣を辞職)
なので、終戦までの間に一定の力を持っていたのは木戸と近衛。
彼らには軍事に関する知識に欠けていた。
前田利為(華族で軍人)の早世が悔やまれる、と指摘。
軍事に疎い文官の華族を支えようとする軍人の華族は意図的に省部から外された、とも。
前田利為 - Wikipedia
「陸士で同期でありながら、利為より4年遅れで陸大を卒業した東條英機とはそりが合わず、利為が東條を「頭が悪く、先の見えない男」と批評し、東條が利為を「世間知らずのお殿様」と揶揄する間柄であった。利為は首相になった東條を「宰相の器ではない。あれでは国を滅ぼす」と危ぶんでいた。」
だってさ!全くその通りじゃん。
前田が煙たかった東條は、前田をボルネオ軍司令官に追いやったのだろうと。
権力闘争では東條が一枚上手だったのね。