目次
ラケットを携えた老提督―南雲忠一大将(日本海軍)
「高潔な武人」だったのか?―カール・デーニッツ元帥(ドイツ海軍)
多面体の「猛将」―ジョージ・S.パットン大将(アメリカ合衆国陸軍)
影を負わされた光―水上源蔵中将(日本陸軍)
死せる提督の呪縛―トム・フィリップス大将(イギリス海軍)
挫折した機甲師団長―シャルル・ド=ゴール准将(フランス陸軍)
「経済参謀総長」の憂鬱―ゲオルク・トーマス歩兵大将(ドイツ陸軍)
消された英雄―ハンス・ラングスドルフ大佐(ドイツ海軍)
「幸運」だった将軍―ゲオルギー・K.ジューコフ(ソ連邦元帥)
医学と人種主義―エルンスト・ローデンヴァルト軍医少将(ドイツ陸軍)
霜おく髪―山口多聞中将(日本海軍)
非エリートの凄み―ウィリアム・スリム元帥(イギリス陸軍)
現代の指揮官要件―第二次世界大戦将帥論
将帥とは - コトバンク
ジェネラル(将軍)とアドミラル(提督)をひっくるめてるわけね。
テレビの時事問題討論番組の司会者(ベテラン記者)氏が、タイショウ、チュウショウ、ショウショウ(大と小が濁らないので、間の中も一緒だと思った?)などと呼んでしまう水準の軍事問題忌避数十年の世の中なので、ショウシと読んでしまう向きもかなりの高率でいると睨んでいる。ギロリ
ちなみにワシは、小学生時分に、「元帥」はゲンシじゃなくてゲンスイだと知ったのだったん。
いささか古風な、格調高い言葉をそこかしこに使う方なので、これをきっかけに用語の語彙を増やす読者が居てもよいかも。
へぇ、そうだったんですかい
今はそういう風に落ち着いているのね、
など、知らなかったこと多数。かつ、サクサク読める。
発売たちまち重版決定! ウクライナに戦雲たれ込める今、大木毅『指揮官たちの第二次大戦 素顔の将帥列伝』が読まれています。:時事ドットコム
同文予備