<ブックレビュー>「ルーズベルト一族と日本」 谷光 太郎著
1897年4月に海軍次官に就任したセオドア・ルーズベルトが、2か月半後に海軍大学で行った講演から
①戦争に対する備えこそが、平和への最も効果的方法だ。
⑧外交は背景に武力がなければ全く無用のものとなる、外交は戦士の主人ではなく、使用人だ。
さすが棍棒外交で名高いセオドア・ルーズベルト。
Big stick ideology - Wikipedia
WW2中、チャーチルはF.ルーズベルトと電報でも頻繁に連絡していた。
ロンドンの米大使館に打電すると、特殊暗号機で直通でホワイトハウスに届き、翌朝には返事が来ていた。
戦時中、CからRには「950通打電し、800通の返事を貰った」と『第二次大戦回顧録』に記した。 p206
これはすごいわ。口述筆記だったろうな(映画のイメージ)。
間に余計な巫女が入らないでコミュニケート(対面でも何度も会合)していた。
こんな感じね。
Telegram - Winston Churchill to Franklin D. Roosevelt (May 10, 1941) 3:38 p.m. - Wikisource, the free online library
Telegram: Winston Churchill to Franklin Roosevelt, August 23, 1944, Churchill and the Great Republic (A Library of Congress Interactive Exhibition, Text Version)
アーネスト・キング - Wikipedia人物
「個人的にも日本嫌い、日本人嫌いで知られていたが、一方でイギリスにも好印象を持っておらず、特に大戦中はイギリスのアメリカ依存姿勢に批判的であった。その為、大西洋方面の意思決定会議にキングが参加すると、場が荒れたと言う。」
場が荒れたぶりを詳述w